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平和は、ほほえみから始まります。
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マザー・テレサ
(1910~97)
カトリック修道女
マザー・テレサは、どんな仕事でも喜んでやり、誰に対してもほほえみをもって接しました。
そして他の人にも、ほほえみをもってすべてを受け入れ、まわりの人にほほえみかけるようにとすすめていました。
ほほえみが及ぼす効果には、計り知れないものがあります。
ほほえみは、悲しむ人の心を癒し、喜びの光を与えます。
ほほえみは、学校の中に友情を育て、家庭の中に幸福をもたらします。
ほほえみを生み出すのにさほど時間はかかりませんが、もらった人は、生涯忘れ得ぬ記憶をもち続けることもあります。
ほほえみを与えても私たちからは何も減ることはありませんが、もらった人を限りなく豊かにするのです。
マザーは、ほほえみについて、次のような言葉で私たちに大切なことを教えてくれたことがあります。
「平和は、ほほえみから始まります。笑顔なんかとても向けられないと思う人に、一日五回はほほえみなさい。平和のためにそうするのです」
わずかな眼差しに、ちょっとしたほほえみにも、精一杯の愛をこめることを自らのおこないと言葉で教えていたのです。