夢をあきらめずに追いかけ続ければ、夢は叶います。
追いかけ続けるというのは、その夢のためにコツコツと努力することです。
あきらめずに10年くらいコツコツとやっていれば、たいていのことは実現するでしょう。
「才能とは、継続する情熱のことである」 モーパッサン(フランスの作家)
才能とは、その持続能力のことなのです。
では、どうすれば情熱を継続させることができるのでしょうか?
情熱を持続する方法
「みなさんは、情熱を継続させるためにどんな方法をとっていますか?教えてください」
というようなことをメルマガに書いたところ、早速ご投稿がありました。
おひとりだけですが、ご紹介します。
神奈川県に住む47歳男性、Oさんの方法・・・
この方は、理想のカラダとなるために、30歳くらいから続けていることがあるそうです。
なんと・・・ほぼ一日おきに、腕立て伏せ(毎日1000回)、腹筋(毎日300回)、他にもダンベル使って筋トレ。
ランニングを毎日お昼休みに5km 。
これを約17年間続けているのですから、すごい。!
本当はランニングは嫌いで、やりたくないときもあるとのこと。
でも、続けているのです。
毎日・・・17年間。
さて、その方法(極意)とは、何でしょう?
17年間、毎日続けた極意
ご本人いわく・・・
それは、「何も考えないこと」 だそうです。
「筋トレする前や走る前に、「いやだな~」 「辛いな~」 と考えてしまうと、どんどん気持ちが悪いほうへ進んでいってしまいます。
「出来ればやりたくない、走りたくない・・・」という気持ちが勝ってしまいます。
ですから、何も考えず、時間がきたらその行為を始める・・・簡単に言ってしまえば、それが生活の一部のように思うことです。
それが私にとっては自分の理想のカラダとなるために、 情熱をもって継続してきた私の方法です。」(Oさん47歳)
なるほど、なるほど、
「何も考えず、時間がきたらその行為を始める」
ということですね。
その方法を整理すると
さて、Oさんの方法から、何かを学ぶために、彼の方法を分析して整理してみましょう。
●Oさんは、まず目標をもっています。
「自分の理想のカラダとなる」ということです。
●そのために、計画をつくっているようです。
「時間がきたら」ということは、一日のスケジュールの中で、
きちんと時間も決めているということです。
●「いやだな~」 「辛いな~」というマイナス思考にならない陥らない方法をとっています。
そのひとつは、「何も考えず」にすること。
つまり余計な雑念を振り払ってしまうことです。
もうひとつは、「時間がきたらその行為を始める」こと。
つまり、「着替える」「外にでる」「走り出す」という行為を
ともかく始めてしまう、ということです。
わたしは、Oさんのメールを読みながら、ふと、イチロー選手の言葉を思い出しました。
というか、イチロー選手のこの言葉は、仕事をしている人なら誰でも、いや学生さんでも、思い当たるところがあるのではないでしょうか。
イチロー選手の方法と似てる
「僕もグラウンドに行きたくない日はたくさんあります。
そのときには職業意識が出てきます。
『仕事なんだからしょうがい』と自分にいい聞かせるときもあるのです」
児玉光雄著『目標を達成するための思考法 イチロー頭脳』
イチロー選手も人間です。大好きな野球ですが、「いやだな~」 「辛いな~」と思う日はあるのです。
それでも彼は、「仕事なんだから」グラウンドに行くのです。
たいていは、他の誰よりも早くグラウンドに行って黙々と練習します。
そうすると、「やりたくない」という気持ちがスーと消えてなくなることが多いそうです。
では、イチロー選手やOさんから学べることをわたしなりに整理してみます。
目標をはっきり決める。
その目標を達成するために、いつ、何をすればいいかを決める。
でも、その何かをする時間がやってきたが、
「いやだな~」 「辛いな~」という気持ちが起こってきた。
しかし、そういうときでも、雑念を振り払って、始めてみる!
動いてみる。
いつもの練習場所(仕事場所)に行ってみる。
そして、ともかく始める!
実は、わたしも・・・
実は、わたしも、仕事でこのような方法は、しょっちょう使っています。
「ああ、今日はちょっと気分が乗らないな~」
「それに書くこともないしな~」
というときでも、ともかくパソコンの前に座るのです。
そして、ともかくキーボードを叩く。
すると、だんだん気分が乗ってきて、いつの間にか時間を忘れるくらい熱中しているものです。
誰でもそうだと思います。
目標をもって、何かをするとき、その人の胸には情熱の火が燃えています。
ときにはその火は、小さな青白い炎かもしれません。
灰を被って消えたように見える熾火(おきび)かもしれません。
小さくとも火種を消さない限り、その火は燃え続けます。
でも、何もしなれば消えてしまいます。
息を吹きかけてやれば、また炎があがります。
燃料になるものを与えれば、さらに勢いを増します。
そうやって燃え続けるることが大切です。
そうして、いつかまわりを照らす光になることも、まわりの人の心を燃やす火となることも可能でしょう。
1.目標をはっきり決める。
2.その目標を達成するために、いつ、何をすればいいかを決める。
3.気分が乗らないときでも、ともかく、始める!
すると・・・
だんだんと情熱の火が燃え始めます。 (^.^)
出典:神奈川県Oさんのメール(47歳男性)、児玉光雄著『目標を達成するための思考法 イチロー頭脳』(東邦出版)
Oさん、ありがとうございました!
「理想のカラダとなる」ため、これからもがんばってくださーい。