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いつまでも師匠を持つ
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馬場英夫さんという方が、ご著書を贈ってくださいました。
『自分でやって半人前 人に教えて一人前 』という本です。
人から信頼され尊敬されるリーダーになるためのヒント満載の本です。
馬場さんは、ホテルマン・料理長・店長・オーナーというサービス業のあらゆる経験を生かし、現在はコンサルタントとして活躍されている方です。
実は、2年ほど前に名古屋で私も講師を務めた出版セミナーに馬場さんは本を出版したいという夢をもって参加されていました。
そして、ついにその夢が実現!(おめでとうございます!)
そのセミナーで、私はただ自分の経験などをお話しただけですが、その御礼として贈ってくださったのです。
この本を読めば、馬場さんが若いころから誠実に真面目に仕事をされ、また人間関係も大切にされてきた方だとがわかります。
そのご経験から、社会でも会社でも良好な人間関係こそ大切で、殊に
「全ての上司は、部下にとって尊敬される師匠となる事が求められている」
と馬場さんは言われます。
ちなみに、馬場さんが提唱する「師匠に必要な条件」とは次の10項目。
1.夢を伝える事ができる
2.いつまでも師匠を持つ
3.家庭・家族を大切にする
4. 一芸に秀でている
5.弱音を吐かない
6.他人(周り)のせいにしない
7.悪い所(短所)ではなく、良い所(長所)を見つける事ができる
8.自分から話しかける
9.言葉を大切にする
10.たっぷりの愛情をもっている
「なるほど、そうだなー」と思います。
学校の教師も子どもにとって師匠のようなものですが、「師匠に必要な条件」は、そのまま全部当てはまるのです。
会社でもこんな上司は、部下に信頼され尊敬されるでしょう。
10項目はどれも大切なことなのですが、私は特に、
●「いつまでも師匠を持つ」
ということが印象に残りました。
これは、
●「いつまでも謙虚に学び続ける人であるように」
ということでもあると思います。
人を教え導く人は、自分自身が人から素直に学べる人でなければなりません。
子どもから学べる教師は、良い教師です。
部下から学べる上司は、優れたリーダーでしょう。
私も周りの人から謙虚に学ぶことができる人でありたいなと思いました。
私もたくさんの人を師匠にしたいです。
いつまでも謙虚に学ぼう。
謙虚に学ぶ人は成長し続けます。(^.^)
【出典】馬場 英夫 (著)『自分でやって半人前 人に教えて一人前 』(ブイツーソリ)ューション)