いい習慣

幸福力をきたえて幸せになる(斎藤一人)

 

「幸せになるには、幸福力がいる。体をきたえて筋肉をつけるように、幸福力をきたえて幸せになる。」

(斎藤一人)

▼斎藤一人著『幸福力(しあわせりょく)』を読みました。

この本には、どうすれば幸せになれるかの斎藤一人さん流の考え方が、とてもわかりやすく書かれています。

私もたいへん勉強になり、共感することの多い本でした。

▼内容は、と言いますと・・・こんな感じです。

第1章「天国言葉」あなたの言葉で地球が天国になる

しゃべっているとおりの人生になる

どんなときでも感謝できるかが、神様の試練、など

第2章「天国のお金持ち術」心も財布も豊かになるお金の知恵

お金持ちの家にはガラクタがない

お金を持ったとき、いばらない

楽しく全力で生きれば、ドアは次々と開く

「神様の目標」に身を任せる など

第3章「天国の読書術」この世の悩みが消えていく本の読み方

本の選び方

7回読めば自分のものになる

思い出の本、好きな本 など

第4章「天国の仕事術」自分も会社もお客さんも幸せになる働き方

幸せに成功する人の特徴

仕事の悩んでいる人へのアドバイス

社長の心得、社員の心得

お客様に長く愛されるコツ

一輪の花に感激しながら、山に登ることもできる など

第5章「天国の人づきあい術」泣いたり笑ったりしながら、魂は成長していく

人と幸せにつながるコツ

人を嫌いになってしまったら?

別れの苦しみを癒す方法

親のことをゆるせないときどうすれば?

悲喜こもごもの人間関係が用意されている理由 など

第6章「天国ともしもし地獄」一生幸せに生きられる生き方の神髄

困ったことはジョークのネタ

雨は雨でいい、風は風でいい、なにがあったっていい

会う人会う人に得させてると、必ずいいものが回ってくる など

第7章「不況のほんとうの原因」こうして地球は平和になっていく

不況のときに心がけるべきこと

どんなときでも感謝するコツ など

▼質問に答えるインタビュー形式の本で、話し言葉でそのまま書かれています。

そのためか、同じことが何度も何度も繰り返されます。

たとえば、天国の仕事術では、

「楽しく仕事をする」

「今日一日を奉仕だと思って仕事をする」

「仕事を通して人に親切する」

など、それこそ20回くらい同じことが出てきます。

でも、こういう話は30回も、40回も聞いた方がいいんです。

それでも、翌日には忘れることがありますからね。

毎日聞いてもいいくらいです。

▼ところで、斎藤一人さんは、中学までしか学校で学んでいないに、どのようにこういう考えをもつようになったのでしょう。

そして、事業家として大成功するようになったのでしょう。

▼その一つの大きな要因は、斎藤さんがこの本の中でも言われているように本をたくさん読んできたからだと思います。

多いときは1ヶ月50冊、最近でも10冊。

しかも、「いい本は7回読む」というのが一人さん流です。

どの本にも、たいてい自分にピンとくる一行がある。

その一行に出会うために、読むのもいい。

読めば読むほど、その時々で、新しい発見があり、7回読めば、自分のものになる。

2000円の本なら1回読めば、2000円で終わるけれど、2回読めば、4000円分の価値が生まれ、7回読めば、14000円分の価値が生まれる。

というのもユニークな考えです。

このような発想で、若い頃からいい本を読むたくさん習慣を続けてこられた斎藤さんは、古今東西の優れた著者から多くを学び、常人にはない知恵をたくさんもっているのです。

▼さらに、もう一つ、不思議な理由があります。

別の本に書いあったことですが、斎藤一人さんには、幼い頃から火の玉のようなものが現われ、いろいろと大切なことを教えてくれることがあるらしいのです。

まさか、と思われる方がいらっしゃるでしょうが、これは斎藤一人さんのお得意のジョークでもなく、もちろん嘘でもないと思います。

霊的な存在は、普通は現われないか、目に見えないのですが、実在します。

神も天使も霊的な存在です。

そういう霊的な存在から何か大切なメッセージを受ける人もいるのです。

▼ともあれ、斎藤一人さんのご本は読んでいて面白く、わかりやすく、ちょっと変わっていて、様々な知恵にあふれています。

全部を受け入れることはできないにしても、自分や人を幸せにするヒントに必ず出会えると思いますよ。

 

幸せになる力をきたえると、もっと幸せになる。 (^.^)

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【出典】斎藤一人著『幸福力(しあわせりょく)』

読んで実践すれば幸せになれます!