心が折れないようになるための考え方と方法について書きます。
まったく同じことを言われても、ぜんぜん平気の人もいれば、すごく傷ついていまう人がいます。
何が違うのでしょうか?
傷つくポイントは、人によって違う
恐らく、傷つくポイントが違うのです。
Aさんは、体重のことを言われると傷つきます。
でも、Bさんはぜんぜん平気です。
その代わり、Bさんは学歴のことが話題なると傷つきます。
でも、Aさんはぜんぜん平気です。
人は、自分が心の奥で気にしていること、コンプレックスを感じている部分に触れられると傷つくのです。
ポイントは、コンプレックスです。
コンプレックスがなくなれば、傷つくことも、心が折れることもなくなります。
自己肯定感を高める
では、どうすればコンプレックスがなくなるのでしょう。
それは、「自己肯定感」を高めることです。
体重がどうであろうと、学歴がどうであろうと、●●がどうであとうと、人と自分を比べず、「このままで大丈夫」「自分自身が好きだ」と思えれば、コンプレックスはなくなっていきます。
「自分に生まれてきてよかった」と思っている人は、自己肯定感の強い人です。
自分が自分として生まれてきたことを肯定できる。
さらには感謝できる人は、「自己肯定感」の高い人です。
「自分に生まれてきてよかった」人は、決して欠点がない人ではありません。
むしろ、あるのです。人並みにあるのです。
でも、その人は、欠点があっても自分が好きです。
自分に生まれてきてよかったと思っています。
そして感謝しています。
たとえどんなことがあろうと、どんな状態であろうと、「自分は愛されている」「自分は生きるに値する人間だ」と感じている人は、ちょっとやそっとで心は折れません。
子どもは親から無条件に愛されていることを感じると心が強くなります。
失敗しても、傷ついても、「だいじょぶ」「平気、平気」と受け入れられ、どんなことがあっても、味方になってくれる人がいると強くなります。
大人もそうです。
どんなときでも、自分が愛されていることを感じている人は、強く優しいのです。
愛されていることを感じる方法
マザー・テレサがそうでした。
マザー・テレサは、祈りを通して神さまと親しく対話していたので、自分が愛されていることを感じていました。
ですから、困難があっても心が折れることはなかったのです。
そして、貧しく傷ついた人々にも「あなたも大切な人なのですよ」という神さまからのメッセージを伝えることができたのです。
私たちも実は神さまから愛されています。
欠点があっても、未熟なところがあっても、神さまにとって、一人ひとりが大切な存在です。
「生まれてきてくれてよかった」と、私たちの親の思うように、神さまも思っています。
祈りは、神さまとの会話です。
一対一で親しくつきあう方法です。
「神さま、私はあなたにとってどんな存在ですか?」
と尋ねれば、それは祈りになります。
きっと神さまは答えてくださいます。
「あなたはとても大切な人、価値ある人だよ」
声は聞こえなくても、何らからの手段(本や文字や出来事など)を通して、あなたの心に答えてくださいます。
祈りを通して自分が愛されていることを感じよう。(^.^)