新しいものを生み出そうとしている人へ
これまでにない新しいものを生み出そうとチャレンジしている人のために書きます。
勇気がくじけそうな時に読んでください。
新しいものに無理解や反対はつきもの
いつでも新しいものが世に出るときは、無理解や反対はつきものです。
たとえば・・・
絵本『アンパンマン』も最初は、世の評論家や出版社の人からは「こんなカッコわるいヒーローはダメだ」とボロクソ言われました。
でも、幼稚園で子どもには大人気。
そして、いまでは、アニメ・映画などにもなり、大ロングセラーを続けています。
絵本『ノンタン』が出る前も、これまでと違う新しいタイプの絵本だったので、著者の持ち込み原稿は行く先々の出版社で断られました。
でも最後にやっと採用してくれた社で出版したら、子どもには大人気。
いまでは累計3000万部以上発行のロングセラーです。
世界的な名作『赤毛のアン』も、著者のモンゴメリはカナダのいくつかの出版社に原稿を持ち込んだのですが、すべて断られました。
それで、3年間原稿はトランクに眠っていたそうです。
その後、モンゴメリが思い立ってアメリカの出版社に送ったところ、ようやく出版。
それが世界的な大ベストセラーになりました。
新しいものが世に出るときは、無理解や反対はつきものです。
「宅急便」を開発した小倉昌男さんのヤマト運輸でも、最初は社内で重役がこぞって反対しました。
さらに国の旧運輸省(現・国土交通省)、旧郵政省(現・日本郵政グループ)が難色を示し対立しました。
でも、結果は、物流に革命を起こすほどの大成功を成し遂げました。
宅急便やメール便は本当に安価で便利、私は出すたびに小倉さんに感謝しています。
初めてカップヌードルを開発した安藤百福さんの日清食品でも、事前の社内のアンケートで「売れない」と評価されました。
さらに「立ったまま食べるのはマナーが悪い」と酷評され、製品を後押ししてくれる問屋は1つもなかったそうです。
でも、売り出してみると大成功しました。
いまや世界80カ国以上で300億食以上、売れています。
私もカップヌードルが好きなので、安藤百福さんに感謝しています。
困難や障害の先に夢の実現がある
こんなふうに、新しいものが世に出るときは、無理解や反対はつきものです。
あなたとわたしの挑戦も、そうかもしれません。
「そんなの無理」
「そんなのできっこないよ」
と言われるかもしれません。
そんな障害をいくつも乗り越えていかねばならない困難な道です。
でも、歩きがいのある道です。
その険しく歩きがいのある道の先に、多くの人の笑顔があるのなら、多くの人の喜びがあるのなら、きっとその夢は実現するのです。
人の喜びのために前向きに困難を乗り越えていく。(^.^)