言葉によってその良さに気づくということがあります。
自分や他人や日本の良さの良さに気づく言葉を紹介します。
自分や人に対して、なんとなく否定的な思いを感じるとき読んでもらえたと思います。
人の良いところ見つけたいとき
他の人の長所だけを見るのが私の信条である。
私は自分に欠点があることをよく知っているから、他の人の欠点をあげつらないように心がけている
マハトマ・ガンジー
「イヤだなあ」と思う人でも、その人のいい面を探してみましょう。
きっとあるはずです。
人への見方を変えるカンタンな方法があります。
その人のいいところを、紙に書き出してみるのです。
きっと見つかります。
10 個以上、できるだけたくさん見つけて書きましょう。
すると、その人への見方が変わってきます。
融通の利かない人は、几帳面に仕事をする人に。
仕事が大雑把な人は、とてもおおらかな人に。
いいところを見つければ、
イヤな人でも少しは好意や敬意をもつことができるようになります。
「いいですね」
「素敵ですね」
その人のいいところを見つけて一言、口にするだけ。
相手もうれしくなるはずです。
あなたもその人への怒りで悩むことがなくなります。
美点凝視で 心が晴れる(^.^)
。
人を肯定的に見たいとき
「暗い」のではなく「優しい」のだ。
「のろま」ではなく「ていねい」なのだ。
「失敗ばかり」ではなく「たくさんチャレンジをしている」のだ。
『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』より
人は肯定的に見たいものです。
そのほうが他人のことでストレスを溜めることはなく、人間関係がうまくいきます。
悲しんでいる人からは「暗い」印象を受けがちです。
でも、その人は、人のことを考えて憂いている「優しい」人かもしれません。
作業に時間のかかる人は、他人より「のろま」に見えます。
でも、その人は、速くするより、ひとつひとつの仕事を心をこめて「ていねい」にしようとしているのかもしれません。
「失敗ばかり」の人はダメに思われがちです。
でも、失敗を恐れずに、「たくさんチャレンジをしている」勇敢な人かもしれません。
こんなふうに周りの人を肯定的に見ると、その人の良いところが見つかります。
おしゃべりというより、話題が豊富。
消極的というより、冷静沈着。
協調性がないというより、自立心が強い。
短所も見方によっては、長所になるかもしれません。
私は大学生のとき、初めての教育実習の小学2年生の授業で大失敗しました。
45分の内容の授業を90分かけても終わらせなかったのです。
その後の研究授業批評会で、参観者の先生や実習生20人くらいから
散々批判されました。
「時間を守らないとダメだ」「見通しが甘い」など言われることは、すべてその通りなので、私はただ小さく縮こまるしかありませんでした。
しかし、その中で1人だけ、別の見方をしてくれた先生がいたのです。
「あれほど時間がかかったのは、中井君が子どもの発表を最後まで聞いていたからです。教師になっても、どうか子どもの話をよく聞く先生でいてください」
この先生は、私の失敗を失敗として批判することなく、その中から本人も思っていなかった良い点を見つけて評価してくださったのです。
救われた思いでした。
この先生の言葉は、いまも心の奥に残り、ずっと忘れられません。
まわりの人を肯定的に見る。 (^.^)
【出典】小倉広著『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』
日本人の美徳について考えたいとき
「私は日本と日本人に魅せられています。」
アインシュタイン
世界の偉人たちが日本を好きで、日本人に敬意をもっていたという本を読みました。
たとえば、アルバート・アインシュタイン。
ノーベル物理学賞を受賞し、20世紀最大の物理学者と言われた人です。
アインシュタインは、1922年11月17日、夫人とともに、憧れの国、日本にやってきました。
それから、40日余にわたって日本全国を旅します。
そして、行く先々で温かな歓迎を受け、子どもから老人まで、たくさんの日本人とのふれあいます。
その印象をアインシュタインは、こう語っています。
「日本人は、これまで知りあったどの国の人よりも、うわべだけでなく、すべての物事に対して物静かで、控えめで、知的で、芸術好きで、思いやりがあって、ひじょうに感じがよい人たちです。」
これは、いまから90年も前の話です。
いまの日本人はどうでしょうか。
多少、変わってきているのは確かです。
でも、アインシュタインが感心したような
「すべての物事に対して物静かで、控えめで、知的で、芸術好きで、思いやりがあって、ひじょうに感じがよい」
という国民性は、いまでも多くの人に受け継がれているように思えます。
たとえば、「おもてなし」。
これには「サービス」とは少し違う、日本人らしい感性豊かな気配りや思いやりが感じられます。
日本人の美徳を受け継ぎ、伝える。 (^.^)
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【出典】波田野 毅 (著)『世界の偉人たちから届いた10の言葉』
日本の素晴らしさについて考えたいとき
「みながみな、親切で正直だ。何をやるにつけ、信用が出きる。」
チャールズ・チャップリン
世界の偉人たちが日本を好きで、日本人に敬意をもっていたのです。
たとえば、世界の喜劇王チャールズ・チャップリン(1889年~1977年)。
チャップリンの秘書は、18年間、高野虎一という日本人が務めました。
チャップリンは、高野の実直で誠実な仕事ぶりに感銘し、日本人の使用人をどんどん増やしていったそうです。
「みながみな、親切で正直だ。何をやるにつけ、信用が出来る。それがため自然日本人が好きになり、日本が好きになった。こんな人たちを作り出している日本という国は一体どんな国だろう?一度行ってみたいものだと思い始めた。」
チャップリンは、日本人を知ることで日本への憧れを抱きます。
1932年、念願かなってついに、来日。
特に歌舞伎に魅了され、俳句、和歌、西陣織りなど、日本独特の文化や芸術を愛しました。
食べ物では、「天ぷら男」と言われるほど天ぷらが大好きになり、
帰国してからも自ら天ぷらつゆを作って食べていたそうです。(笑)
1972年、アカデミー賞の受賞会場で黒柳徹子さんは、チャップリンに会いました。
そのとき、手を握り涙を流しなら言ったそうです。
「日本のことは忘れない!歌舞伎はすばらしいものだった。ぼくが皆さんを愛していることを伝えてください。ありがとう。ほんとうにありがとう」
日本人や日本の良さを見直そう。 (^.^)
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【出典】波田野 毅 (著)『世界の偉人たちから届いた10の言葉』波田野 毅 (著)
人間は素晴らしい。
人間は素晴らしい。
どんなに欠点があっても・・・。
必ず良いところもあります。
あなたも素晴らしい。
たとえ欠点があっても・・・。
それ以上に良いところがあります。
人を愛をすることができる存在です。
人を幸福にできることができる存在です。
あなたも素晴らしい人間です。