この記事は、「ふつうの人」が、仕事でもっと「うまくいく人」に変わるための小さな習慣を紹介するものです。
対象読者は、まだ社会人として日の浅い、特に入社3年目までの若い人ですが、場合によっては、新人社員を指導する若きリーダーや経営者の方にも役立つでしょう。
企業としての職種や規模が違いはあり、多少ご自分の会社に合わない表現があるでしょうが、様々な人と関わっていく社会人として基本は同じです。
どんな職業の人からも、貪欲に学べる人が強いのです。
実行すれば、あなたは確実に仕事上の意欲やスキルが向上し、人間関係がよくなっていきます。
その結果、あなたの仕事はもっとうまくいくようになっていきます。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
★本記事のスタイルとしては、まず
〇ふつうの人の例
◎うまくいく人の例
をあげています。その後、【解説】をし、最後の【まとめ】を入れています。
どうかあなたも前向き積極的に学び、社会人としての自分をどんどん伸ばしていってください。
早起きをしよう
月曜日の朝がやってきた。
〇ふつうの人
昨夜は遅くまで起きていた。
できれば朝はギリギリまで寝ていたい。
会社に行くのもおっくうになる。
◎うまくいく人
いつも早寝早起きを心がけている。
朝早く起きるのは気持ちがいい。
人より先んじているようでやる気がでる。
仕事のできるビジネスマンの多くは早起きです。
早起きするといいことがたくさんあります。
1.まず、健康にいい
ビジネスマンは体が資本ですから、健康は大切です。
2.早朝は、生活音がなく、静かな中で誰にもジャマされずに、集中して勉強や読書ができる
3.会社への通勤電車も朝の早い時間を利用すれば、満員電車に押し込められ疲れることもない
その時間をゆっくり読書にあてることも可能です。
4.もちろん会社には遅刻せずに、余裕をもって出社できる
5.すでに頭の働きはクリアーなので、思考活動に適しており、集中力や問題解決力が高まる
当然、仕事の効率がよくなります。
6.寒い日に自分の決めた時間に朝早く起きるというのは、毎日少しずつ意志を強くするトレーニングにもなる
そのため、自信をもって仕事上の決断ができるようになります。
7.早く起きるために、早く寝る習慣がつくようになる
そうすると効率の悪い残業や夜のダラダラした付き合いがなくなっていきます。
●早起きには7つの効果がある
リミットを決めよう
頭のすみに懸案の仕事がある。
〇ふつうの人
やる気はある。「いつかやろう」と思っている。
が、なかなかそのいつかがやってこない。
◎うまくいく人
いつまでにするか、決めておく。
その日を手帳やカレンダーに書き込んでおき、度たび見る。
仕事がきちんとできる人は必ずどの仕事にも期限をつけます。
「いつか、やろう」では、目先のその他の仕事に追われ、ついつい先延ばしにしてしまうからです。
そして、そういう仕事はいつまでたっても終わりません。
「できるだけ早くやろう」というのもあいまいで、同じことです。
「できるだけ早く」も、結局仕事を先延ばしにしてしまう、魔の言葉なのです。
仕事は「今、する」か、今できないなら、「いつまでにする」と明確に決めておかなくてはなりません。
仕事を頼んだ上司や顧客がいつまでにその仕事を終えてほしいのか、きちんと要望を聞いて、少なくともそれに答えなくてはなりません。
何月何日に終えるかを明確にしておき、それを手帳やカレンダーなど、よく目にするものに書き込んでおくのです。
納品する物や、提出する書類は、相手の都合や指定の時間に間に合わせなくてはなりません。
ですから時間も明確に書いておくことが大切です。
その時間前には余裕をもって仕上げるのです。
●期限を決めることで仕事は仕上がる