いい言葉

夢に向かって成長できる言葉(ビル・ゲイツ、吉田沙保里、萩本欽一)

紹介する言葉は、偉人や賢人の言葉・名言・格言など、きっと心に響き、そして心の糧になる言葉です。

ちょっとした空き時間や待ち時間に、スマホなどで読めるように短い解説を加えています。

これらの素晴らしい言葉にふれ親しむことで、あなたは自分の心に生きる勇気と希望をきっと見出すことでしょう。

ビル・ゲイツの言葉

少なくとも一度は人に笑われるようなアイディアでなければ、

独創的な発想とは言えない。

ビル・ゲイツ

1955

マイクロソフト社の創業者

 ビル・ゲイツは、小学校のときから数学と科学の分野でずばぬけた才能をもっていたそうです。彼は中学・高校時代にコンピュータに出会い、独学でコンピュータを学びました。

 ハーバード大学に入学後は、メーカーの技術者が思いもつかないような画期的なプログラムを開発しました。その後は、会社を創り、世界中で使われるパソコン用基本ソフト「Windows」などを開発していきます。 

独創的な発想やアイディアというものは、最初は、まわりの人から受け入れられないことが多いそうです。

あなたも新しいアイディアを思いついたとき、まわりの人からは理解されないことがあるかもしれません。

人に話すと、笑われたり、バカにされたりすることがあるかもしれません。

 でも、やってみると、素晴らしいものを生み出すことがあります。

 だから、人から笑われてもやってみましょう。

 あなたのアイディアを試してみましょう。

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吉田沙保里の言葉

私は勝ち続けることで成長したんじゃなく、負けて強くなったんです。

吉田沙保里

1982

レスリング選手

アテネ五輪、北京五輪、ロンドン五輪金メダリスト

 吉田沙保里選手は、2001年の全日本女子選手権56キロ級準決勝で、山本聖子選手に判定で負けた後、公式戦119連勝を記録しました。国際大会でも1996年以来27大会連続の優勝を記録しました。

しかし、2008年にアメリカの無名選手に判定で敗れ、連勝記録がストップし、国際大会で初めて敗北しました。

 そのとき、吉田選手が語ったのが冒頭の言葉です。

 彼女は、山本聖子選手になかなか勝てなかった時期に、「負けたから、自分の足りないところを見つめ、徹底的に磨くことができた」とも言っています。

 吉田選手はその後も、負けたことをバネに、また自分をさらに磨き、強くなったのです。

 2012年には、日本女子スポーツ選手として、マラソンの高橋尚子選手、2011 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表に次いで、3例目の国民栄誉賞を受賞しています。

萩本欽一の言葉

辛い目にあってる子のほうが、

夢に近いところにいる。        

萩本欽一

1941

コメディアン・タレント

 欽ちゃん(萩本欽一さん)は、子どものころ、家庭がとても貧しかったそうです。中学、高校時代の思い出で、一番辛かったのは、夜中まで家に帰れなかったこと。借金で税金もはらえなくなって、家に人がいると家財道具を差し押さえられるので、家族全員が夜中まで留守にすることにしたほどです。

 欽ちゃんは、夜一人になると、夕食代や帰りの電車代をつかって好きな映画を観ました。

 おなかをすかせながら、冬の寒い夜に一時間半かけて家に歩いて帰るのは、とても辛くて悲しい。

 でも、チャップリンの映画を観た後は、心が満たされ、その辛さを忘れることができました。

 そして、自分もチャップリンのように、みんなを元気にしてあげられるコメディアンになりたいという夢をもつようになったのです。

あなたも、もしもいま、辛く悲しい思いをしているのなら、それをあなたの夢をかなえるバネにしていってください。

【出典】萩本欽一著『欽言力』(日本文芸社)

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