この記事は、「ふつうの人」が、仕事でもっと「うまくいく人」に変わるための小さな習慣を紹介するものです。
対象読者は、まだ社会人として日の浅い、特に入社3年目までの若い人ですが、場合によっては、新人社員を指導する若きリーダーや経営者の方にも役立つでしょう。
企業としての職種や規模が違いはあり、多少ご自分の会社に合わない表現があるでしょうが、様々な人と関わっていく社会人として基本は同じです。
どんな職業の人からも、貪欲に学べる人が強いのです。
実行すれば、あなたは確実に仕事上の意欲やスキルが向上し、人間関係がよくなっていきます。
その結果、あなたの仕事はもっとうまくいくようになっていきます。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
★本記事のスタイルとしては、まず
〇ふつうの人の例
◎うまくいく人の例
をあげています。その後、【解説】をし、最後の【まとめ】を入れています。
どうかあなたも前向き積極的に学び、社会人としての自分をどんどん伸ばしていってください。だんだん会社にも社会にも貢献できる人になっていきます。
プラス思考の人と付き合おう
不平不満を言いたいとき。
〇ふつうの人
同僚と不平不満を言い合って、互いに慰め合う。
◎うまくいく人
不平不満を言っても、それをプラスに転じて、そこから新しいアイディアを生み出そうとする人とつきあう。
何でもプラス思考で考えると、物事はうまくいきます。
そして、あなたは成長していきます。
プラス思考になる方法も、プラス思考の人とつき合うのが最もいい方法です。
プラス思考の人はたとえばこんな人です。
・よく感謝する人
ものごとを良い方向に考えて、感謝できる。
・肯定的な言葉が多い
人をほめたり、受け入れたりする言葉が多い。
・喜びがある人
結果だけでなく、目標を達成するプロセス自体を楽しめる。
・笑顔が多い人
人の失敗ではなく、人の成功を見て笑顔になれる。
・運がいい人
自分はついていると考えている。
えっ、こういう人がまわりにいない場合、ですか?
カンタンです。そういう人の書いた本を繰り返し読んだり、講演テープを繰り返し聴いたりするのです。
あなたもだんだんプラス思考になってきます。
●プラス思考で運がよくなる
本は何回も読もう
読書について
〇ふつうの人
時間があれば、本を読もうと考えている。
が、なかなか時間がなくてあまり読めないのが現状である。
◎うまくいく人
できるだけ時間をつくって、本を読もうと考えている。
カバンにはいつも読みかけの本があるので、待ち時間や移動時間を使ってでも読む。
本を読むことは、いつでもどこでもできる自己啓発の方法です。
私も本は毎日読んでいます。
教師として子どもにも、「読書は一番の勉強で、心の栄養になるよ。毎日、本を読みなさい」と言い続けてきました。
そして、確かに読書は、子どもの人間形成にも、学力向上にも効果的でした。
毎日、本を読む習慣があると、人は確実に自分を高めていけます。
それはもちろん社会人になっても同じです。
自分を磨き高めようとしている人は誰でも、忙しい時間を割いて本を読み勉強しています。
私が読んできた本は、古典的な名著の他、仕事関係の本や自己啓発書です。
地方の同じ学校に長くいると、どうしても情報が限られて視野が狭くなりがちです。
ですから、優れた教師が書いた本や優れた経営者やビジネスマンが書いた本は、積極的に読んで勉強していきました。
ほぼ毎週図書館に通い、カバンにいっぱいの本を借りてくる生活を今も続けています。
さらに気になったものがあれば、書店でまとめて購入します。
これらの経験でわかったのは、よい本は繰り返し読むものだということです。
1度読んでもわからなかったことが、2度、3度読んでいるとわかることがあります。
特に自己啓発書は、何度も何度も読んで、書いてある内容を自分にすりこむべきです。
知識として頭に入るだけでなく、自分の潜在意識にすりこまれ、考え方も行動も人生をよい方向に導くように習慣化されます。
どんな本であれ、繰り返し読む本が私たちの未来を方向づけるのです。
●読書が未来を切り開く力になる