「でも」「しかし」は、否定語です。
相手が話をしていて、「でも」「しかし」と口を挟むと、相手は快く思わないものです。
「でも」「しかし」とおもむろに反論すると、嫌な顔をされます。
それが原因で、仲が悪くなり、お互いストレスになります。
相手はもう話をしようとは思わないでしょう。
では、どうすればいいでしょう。
否定する前にうなずく
人生がうまくいっている人は、人の話をよく聞きます。
「なるほど」と、身を乗り出して耳を傾けます。
ときどき、うなずきます。
自分よりも若い人や社会的な地位が低い人の話であっても、ちゃんと聞きます。
わからないことや迷うことがあったら、「どう思いますか」と意見を尋ねます。
「教えてもらえませんか」と謙虚な態度で聞きます。
そして、「なるほど、そうだね」と、うなずきながら聞き入ります。
PR
3つのメリット
人の話をよく聞くと、いいことが3つあります。
1つ目は、その話があなたの役に立つことです。
苦情も相談事も、前向きに聞いているとそこから新しいチャンスが広がります。
2つ目は、相手の人が、自分の話を聞いてくれたと喜んでくれることです。
その人はあなたに理解されたことを、
うれしく思い、元気になります。
そして、今度は、あなたを応援してくれるでしょう。
3つ目は、これから先も、あなたにいい情報がどんどん集まります。
いい情報には、マイナス情報も含みます。
えっ?マイナス情報はいやですって?
そのマイナス情報が、あなたの将来にとって
お金を払っても得られないほど有益なものになりますから。
人の話を、「なるほど、そうだね」と聞ける人は、人間関係も仕事もきっとうまくいきます。