言葉には力があります。
前向き・肯定的・感謝の言葉が多い人は、いつまでも若々しくエネルギッシュで活躍できるのです。
最後に、その一人として、平安女学院大学学長・理事長の山岡景一郎氏について書きます。
89歳で現役学長、成功の秘密とは
山岡景一郎氏は、2020年現在89歳で、驚くほどお元気に仕事をされています。
いまも変わらず、このブログで紹介した前向き・肯定的・感謝の言葉が多い方です。
私が山岡氏とお会いしたのは30年以上前でした。
私が勤めていた長崎市の精道学園の創立に山岡氏が力を貸してくださった関係で、
保護者や私たち教員に講演をしてくださったのです。
その時の講演メモに、「成功のコツは、成功するまでやり続けること」と書いており、度々、読み直してきました。
この言葉がどれだけ自分を力づけてきてくれたでしょう。
山岡氏は、この言葉が自分のオリジナルだと60年以上も思っていたそうですが、 ある日、テレビで『神様の女房』を見ていて初めて気づいたそうです。
パナソニックの創立者、松下幸之助さんには、
「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければそれは成功になる。」
という言葉があり、この精神は松下さんから受け継いだったと悟ったのです。
少年の頃、松下幸之助氏の薫陶を受ける
実は、山岡氏はまだ十代の少年の頃、松下さんが作った学校に通って、松下さんの教えを受けていらっしゃるのです。
山岡氏は、戦争で家を焼かれ、しかも母子家庭で貧乏のため、中学・高校に行けませんでした。松下さんの学校を卒業した後は、立命館大学の夜学に通い、警察官を経て、経営コンサルタントとなりました。
その傍ら、白川書院という出版社を創り、1950年月刊誌『京都』を創刊しました。(2019年6月号で815号発行)
その後、山岡氏は、借金が膨らんで潰れそうだった大学を見事に再建します。その経緯を知る教育関係者や地元の人々は、「平安女学院大学の奇跡」とも「山岡マジック」とも言います。
「成功するところまで続ければそれは成功になる」
松下幸之助氏が語った言葉が、山岡景一郎先生の考え方や行動指針となり、人生を切り開いていきました。
奇しくも山岡先生から言葉を受け継いだ私の人生も切り開いていっています。
良い言葉を言い続ける
「成功するところまで続ければそれは成功になる」という考えは、私たちが口にする言葉についても同様です。
同じ言葉を何度も繰り返し発し続けていると、その言葉が自分の信念となり、次第に自分を変えていきます。
その言葉が良いものであれば、自分に幸福や成功をもたらします。
このブログでご紹介した若返り言葉は、あなたに幸福や成功をもたらすものです。
繰り返し繰り返し、何度も口にしていただければ幸いです。
本当に口ぐせになるまで……・
そうすれば、あなたの気持ちが若返り、イキイキとした表情になります。
より行動的になり、人間関係が良くなり、ストレスもなくなっていきます。
そして、元気に毎日を送ることができるようになるでしょう。