▼メルマガ「心の糧」で「感謝すればまたいいことがある」ということをお話しました。
今回は、教師編です。
(でも、お母さん、お父さんにも参考になると思いますよ)
よく感謝する教師は、子どもを伸ばすというお話です。
ある中学校の先生のメール
▼実例をあげましょう。
私によくメールをくださる中学校の先生がおられます。
一度も会ったことはありませんが、彼女はとてもいい先生です。
皆さんも、そのメールを読めばお分かりになると思いますよ。
最近届いた、メールをどうぞご覧ください。
▼お元気ですか? 今日も嬉しいことを聞いて欲しくて、
メールしました!
一昨日、無事に運動会が終わりました。
結果は、男子800MR2位、女子800MR6位、学年演技の30人31脚は1位、学級対抗リレー1位、そして、総合1位でした\(^ー^)/サイコーです!(b^ー°)
どの学級も練習の時から休みが多く、学級対抗リレーの練習の時は、休みの生徒の分を走る生徒を探すのに、各クラスの担任は、大忙しでした(」゜□゜)」
そんな中で、私のクラスの生徒は、自分たちで考えて行動していて、私が『休んでる子の分の調整は大丈夫?』と声をかけた時には、バッチリの状態でしたV(^-^)V
学校目標の中に『気づき・考え・行動する』という文言があり、目標通りに行動している生徒たちを見て、感動しました♪~θ(^0^ )
チームワークの良さを発揮し、私に指示されるのではなく、自らの手で勝ち取った勝利なので、生徒たちも満足感でいっぱいだったと思います(*^o^*)
3年に一度の運動会なので、いい思いでが出来て、本当に良かったと思います\(^ー^)/
みんなよく顔晴ってくれたので、木曜日は、いっぱい誉めたいと思います☆
この喜びを旦那さまや両親に伝えたら、一緒に喜んでくれました♪♪♪♪
全てが充実していて、ありがたいですm(_ _)m 感謝ですm(_ _)m
またまた長いメールを最後まで読んで下さって、ありがとうございます(*^o^*)
感謝ですm(_ _)m
今日もお互いにとって素敵な1日になるように祈っています(^o^)/
▼この先生をなぜいい先生だと思うのか、もうお分かりでしょう。
この人はいつも感謝しているのです。
生徒たちに・・・旦那さんに、両親に・・・まわりの人に、
そして、ただメールを読むだけの私にも・・・
▼こういう先生には、生徒は心を開いてくれます。
互いに信頼しあうことができます。
自分たちの力をいかんなく発揮できます。
そして、とてもハッピーになれます。
詩『一つの言葉』
▼ちなみに、この先生の教室には、心のこもった手作りの掲示物があります。
その一つ、「新しく作った掲示物」を写真にとり、
2学期の始業式前に、添付してメールをくださいました。
それには、次の『一つの言葉』という詩が書かれてありました。
いい詩ですよ。
一つの言葉
一つの言葉で 喧嘩して
一つの言葉で 仲直り
一つの言葉で 頭が下がり
一つの言葉は 笑い合い
一つの言葉で 泣かされる
一つの言葉はそれぞれに
一つの心を持っている
きれいな言葉は きれいな心
やさしい言葉は やさしい心
一つの言葉を大切に
一つの言葉を美しく
▼このような詩を毎日、目にするだけで、
子どもたちは言葉を大切にしよういう気になれます。
言葉を大切にする人は、人間を大切にする人だと思います。
言葉が美しい人は、美しい人だと思います。
言葉はその人を表わし、その人を作っていくものだと思います。
「ありがとう」の効果
▼このクラスで一番大切にされている言葉は、たぶん「ありがとう」でしょう。
物を貸してくれて、「ありがとう」
順番をゆずってくれて、「ありがとう」
手助けしてくれて、「ありがとう」
たぶん、子どもたちはもちろん、一番「ありがとう」と言っているのは、先生ではないかと思います。
▼「ありがとう」でよくなるのは、家庭でも同じではないでしょうか。
親が子どもに「ありがとう」って言えば、子どももハッピーになれます。
▼どうか、今日、「ありがとう」を見つけて言ってみてください。
親が子に、「ありがとう」
夫が妻に、「ありがとう」
妻が夫に、「ありがとう」
家庭は、きっと明るく楽しいものになります。