周囲から「あの人はできるな」と評価される一流のビジネスパーソンというのは、あらゆる当たり前のことを実行できる人のことをいいます。
高度なビジネステクニックが必要なシーンというのは少なく、ビジネスの99%は、当たり前のことで成り立っています。
ですから、当たり前のことを当たり前のようにできる人は、周りの人から信頼される「仕事のできる人」になっていきます。
1つずつご紹介していきますので、自分の取り組むべき課題を見つけ、より確かなものにしていただければと思います。
今回は「小さな変化を楽しむ」です。
真のプロフェッショナルにマンネリはない
どんな仕事も基本的には、同じことの繰り返しです。
営業の仕事であれば、毎日、お客様のもとを訪問して、商品の説明をする繰り返し。
寿司屋さんであれば、来る日も来る日も、お寿司を握ることの繰り返し。
一見、華やかなアーティストでさえそうです。
全国ツアーに出れば、何十回も同じプログラムを繰り返しています。
その道を究めるプロフェッショナルたちは、その繰り返しの中に、小さな変化を見つけ、自分自身のレベルを少しでも高めようと努力していきます。
営業マンであれば、もっとお客様が理解しやすい商品説明方法はないかと模索する。
寿司屋さんであれば、新しいネタを仕入れてみようかなと考える。
アーティストであれば、歌い方を少し変えてみようかなとトレーニングに励む。
真のプロフェッショナルには、マンネリがありません。
もっとできるはず、もっと高められるはず、と貪欲に挑戦を続けています。
だからこそ、彼らはいつも輝いているし、毎日を楽しむことができるのです。
仕事を面白くするのは自分自身
仕事をしていて
「同じことの繰り返しでつまんないな」
と感じるときには、小さな変化を見つける努力をしてみましょう。
まず、目の前の仕事に手を抜かずに全力で取り組む。
そして、もっと工夫できることはないか、もっと効率的にできることはないかと必死に考えてみる。
たとえば、ダイレクトメールの宛名書きを頼まれたのであれば、もっとキレイな字で書いてみようと考える。
キレイな字が書けるようになったら、今より早いスピードで書くにはどうしたらいいかを考える。
送付するときに、普通の切手を使うのではなく、記念切手を貼ったらお客様に喜んでもらえるのではと考える。
どんな仕事でも、小さな変化を見つけようという姿勢でのぞめば、そこにやりがいが生まれます。
はじめから面白い仕事はありません。
それを面白くするかどうかは、あなた次第なのです。