いい考え方

「人生は胸おどるものです」(ヘレン・ケラー)と言えるために

創(はじ)めることさえ忘れなければ、

人は、いつまでも若さを保てます。 

       日野原重明                                        

年齢に関係なく、「もう、○○歳だから」「もう、ダメだ」と言っていると、気持ちも行動も消極的になってしまいますね。

そうではなく、「まだ、○○歳だから」「まだ、まだできる!」と言っていると、気持ちも行動も積極的になっていきます。

そういう人は、何か新しいことを始められます。何歳であっても、若々しく活き活きしています。

始めることは、趣味でもいいし、仕事でも、ボランティア活動でも何でも良いのではないでしょうか。

新しいことにチャレンジすると、ワクワクドキドキします。

ワクワクは、期待。ドキドキは、不安。その先に待っているものは何でしょう?

新しい気づき?新しい自分?新しい友人、楽しい日々?

きっと新しい何かに出会えます。

私がやった新しいこと

私は昨年、あるNPO法人の事務の仕事をさせていただきました。

法人の事務仕事は初めて、それだけで、私にはワクワク、ドキドキの日々でした。

事務員の人手不足のために大変でしたが、楽しくてやりがいはあるし、感動することもありました。

振り返って最も良かったと思うのは、これまで出会う機会のなかった人々の生き方にふれることができたことです。

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人生にはワクワクがある

法人の事業の1つとして、「妊娠、出産に悩む妊婦とその家族のための(電話)相談事業」というものがあったのですが、相談員は、全員がボランティアでした。

皆さん、悩める妊婦さんのために、赤ちゃんのいのちを守るために、十数時間以上の研修をしっかりと受けてきた後、無償で働いていらしたのです。

60歳、70歳台で、ボランティアを初めて始めた方が多かったです。

なかには、片道1、2時間ほどかけて来る人もいました。

他の仕事や家族の介護などの合間を縫って来る人もいました。

身体がご不自由で杖をつきながら来る86歳の方もいました。

そうして、悩みを抱えても家族にも身近な誰にも相談できない人のために、少しでも役に立とうと、かかってくるかわからない電話を何時間も待っていたのです。

自分にはできないことだと傍らで事務作業をしながら敬意を抱いていました。

人助けのために集まった人たちなので、皆さん、良い人たちです。年齢も仕事歴も違う人たちですが、互いに助け合い、とても仲が良かったです。

そして、おしゃべりも楽しみながら、今日はどんなことがあるのかワクワクしながら、うまくできるのかドキドキしながら活動をしていたように見受けられました。

私も新しく始めます

人生は胸おどるものです。

そして最もワクワクするのは、人のために生きるときです。 

          ヘレン・ケラー

自分の意志で始めた活動は、いくつになっても、人を活き活きさせるものだと思います。

私は、今日からパステル画を描こうと勉強し始めました。

自分が描いたパステル画の新しい絵本を創るのが夢です。

できるだろうか?自分に・・・。

なんて言って、何もしなければ、一歩も進めないですね。

新しいチャレンジにワクワク、ドキドキしながら、手探りで、一歩一歩進んでいきます。