あなたへ

いまのあなたにできること

できることはたくさんある

できないことより

ずっと多い

 何もできない、

 なんてウソです。

 だれにでも、できることはあるのです。

 テレビを見ることはできるでしょう。

 おなかがすいたら食べることもできる。

 夕暮れどきに、散歩することもできるよね。

 本を読むこともできているでしょう。

 できることを数えてみると、

 数え切れないくらいできることがあるのに気づきます。

 

やりたいことも

いまならできる

一番やりたいことを先にしよう

 できると思っているもののうち、

 あなたがやりたいことは何ですか。

 一番やりたいことを、きょう、やりましょう。

 やりたいというエネルギーが一番高まっているときがチャンスです。

 何事も、はじめるのが一番むずかしいのです。

 はじめてしまえば、あとは楽です。

 だんだんと楽しくなります。

 いま、やりましょう。

 いまが一番よいときです。

 

あなたの声を聞きたい

そう思っている人が

遠くにいる

 プルルールン。 プルルールン。

 「もしもし、わたしだけど、元気?

 別に用はないけれど、ちょっと声を聞いてみたかったから…」

 そんな電話があなたのところにかかってきませんか。

 かかってこないなら、あなたの方がしていないからです。

 ちょっとだけ、考えてみましょう。

 この頃、だれかに電話をし忘れていませんか。

 その人はずっと前からあなたの電話を待っているかもしれません。

 その人に電話をしてあげてはいかがですか。

 別に用事がなくてもいいのです。

 用事はあなたの声を届けることです。

できる、できる、できる

あなたの文字で元気になる

そんな人が

どこかにいる

 文字を書きましょう。

 文字を書くと元気になります。

 その文字を見た人も元気になります。

 そんな文字を書きましょう。

 ハガキに書いて送ってあげると、もらった人は喜びます。

 そんな文字をハガキやカードに書きましょう。

 メッセージは、一行でも二行でも構ません。

 うまく書こうと思わずに、書きたいことをサッと書けばいいのです。

 

あいさつに心をこめる

あいさつで心がかよう

あいさつが心をいやす

心をこめてあいさつをしましょう。

 「おはようございます」の後に「今日もよいことがあるといいですね」

 「こんにちは」の後に「今日あなたもわたしも幸せになれますように」

 「おつかれさまでした」の後に、「今日もいろいろお世話になりました」

 心の中でそっと付け加えるのです。

 そうすると、あなたのあいさつの言葉は、

 相手の心にやさしくあたたかく伝わります。

 あなたのあいさつを聞いてうれしくなり、元気にもなります。

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できること、やれること、

ほほえみは

一瞬で生まれ

ほほえみは

一生の間残る

 ほほえみは、人の心を慰め勇気づけます。

 「私はあなたに関心ありますよ」

 「あなたに好意をもっていますよ」

 「あなたは大切な人なのですよ」

 そんなメッセージをそっと伝えます。

 ほほえみは一瞬で生み出すことができます。

 でも、ほほえみかけられた人は一生消えない印象をもつことがあります。

 ほほえみを生み出すのにあなたは何も奪われることはありません。

 でも、ほほえみを受けた人はその心に豊かな贈り物をもらうのです。

 

他の人のためにできることは、

今もっている力と智恵と時間を

その人と共有すること

 だれか困っている人がいたら、

 手伝ってあげましょう。

 困ったときはお互いさまです。

 ほんの少しでいいから、 

 手を貸してあげましょう。

 ひとりで解決できないことも、

 ふたりだったらカンタンに解決することもあります。

 あなたの力と知恵と時間をわずかですが、

 その人にあげましょう。

 

話を聴いてほしいと願っている人は多い

話を聴くとは理解すること

理解するとは愛するということ

 悲しさは心に閉じ込めておくと、大きくなります。

 悲しみは、外に出してやるとよいのです。

 人に話すと悲しみはやわらぎます。

 ただ、残念なのが、

 その話を黙って聴いてくれる人がいないこと。

 だれもが何やら忙しそうにしていて、

 人の話を聴いてあげるわずかな時間もないようです。

 悲しみを抱えたまま黙っている人は、

 聴いてくれる人をじっと待っているのです。

 

そばにいてくれる

いっしょに歩いてくれる

それだけで友達

 何もしてあげらなれないけれど、

 そばにいることはできるでしょう。

 そばにいれば、ケンカもするけど、

 そばにいれば、仲直りもできます。

 目指す方向は同じなら、

 いっしょに歩いていけますね。

 いっしょにいれば、競争になるけれど、

 いっしょにいれば、助け合うこともできます。

 

許すことは愛すること

許すことによって

許されてきたことがわかる

 人を許すとは、その人を救うことです。

 人を許すとは、その人を認めることです。

 人を許すとは、その人を愛することです。

 人を許せない人は、多くの場合、大切なことを忘れています。

 実は、その人もこれまでたくさんの過ちを犯してきたことです。

 そして、多くの人に許されてきたことです。

 人の過失を心から許すようにしましょう。

 そうすれば、あなた許され愛されてきたことがわかります。