夢に向かって、いま、はじめよう！

夢はかないます。

　いま私たちの現実となっている存在するものは、かつて誰かの夢でした。

　空飛ぶ飛行機も、宇宙に飛び立つロケットも、世界中の人と瞬時につながることのできるインターネットも、かつては誰かの頭の中にしかなかったのです。

　かつて多くの人に不可能だと思われたものが、いま現実となっています。

　その夢はかなうと本気で信じている人がいたからです。

夢はかないます。

ささやかながら、本を書くのは、私の長い間の夢でした。

最初の本が出るまでは、自分が書いたものが出版されて、本屋さんに並ぶなんて、それこそ夢のような話でした。

ネームバリューもコネもないので、原稿を出版社に持ち込んでも相手にされない。

だいたいふだんの仕事で忙しいし、まとまった原稿なんか書けっこない。

もともと、特別に文章を書くのがうまいわけではない。

やはり無理だろうな、と思いこんでいたのです。

でも、夢に向かって歩きはじめ、あきらめなければ実現するものです。

心の持ち方によって、人は自分の夢にどんどん近づいていけるものです。

そういうことが、ここ数年の自分の経験を通してもわかってきました。

夢はかないます。

今、あなたも、きっと何か夢をおもちでしょう。

夢をもつことは素晴らしいことです。

夢に向かって生きる人は輝いています。

そうして、充実した日々を送りながら、あなたの夢もかなっていくでしょう。

でも、誰でも、何かで傷つき､落ち込むことがありますよね。

自分の夢をあきらめてしまいたくなるときがあるでしょう。

そんなとき、この先を読んでくださればと思います。

読むということは、エネルギーを吸収することです。

読むということは、自分の心を強く大きく育てるということです。

本気になって読み、自分を向上させ、前進してください。

あなたが本気になって一歩を踏み出し、

つまずいても、つまずいても歩み続けられますように！

前向きに、少しずつ夢に近づけますように！

そして、ついには夢を実現することができますように！

はじめよう

夢をもっていますか。

将来○○になりたい、という夢、

今年、△△に行ってみたい、という夢

あこがれの□□さんと話をしてみたい、という夢

大きな夢、小さな夢、何でもいいのです。

夢をもっていると、毎日がワクワクして楽しくなります。

いま、していることが、

夢の実現につながっていると、充実感があります。

そんな夢をあなたは、もっていますか。

子どものときを思い出してみましょう。

子どもは夢を平気で口に出します。

仮面ライダーになりたいとか

チョコレートを富士山くらい食べたいとか

そんなとんでもないことを言って

まわりの人を笑わせるものです。

大人になったいまでも

みんなから笑われるくらいのとんでもない夢をもっていますか。

夢はとんでもない方がいいのです。

笑われるくらいがちょうどいいのです。

　「今日かないそうな夢」を口に出してみましょう。

　たとえば、

今日、やりかけの仕事を完成させたい。

　今日、一度も話をしたことのないあの人に声をかけてみたい。

今日、読みたかった本を買って読み始めたい。

　今日、前から行ってみたかったお店に行ってみたい。

　今日、食べてみたかった料理を口にしてみたい。

やりたいことを何度も口に出していると

きっとあなたの思いはかないます。

　「近い将来かなう夢」を強烈にもちましょう。

　強烈にもつためには、

　夢を言葉にして紙に書いてみましょう。

　その言葉を毎日何度も口に出してみましょう。

　「○○をしたい」

「□□に行きたい」

「△△になりたい」

現実に夢がかなった人は、

夢を願いつづけることができた人です。

ワクワクしよう

あなたの夢は、

あなたをワクワクさせるものですか。

あなたの夢は、

あなたが好きなことですか。

夢をかなえるためには、

思い浮かべるだけで嬉しくなる夢をもちましょう。

毎日、平凡でも、

同じようなことの繰り返りしに見えても

夢を思い浮かべてワクワクしながらする仕事は、

すべてあなたの夢につながっていきます。

　夢が実現するための第一歩は、

　はじめることです。

　もう少し時間ができたら、

　もう少し実力がついたら、

　もう少し自信がもてるようになったら、

　そうやって後まわしにしていると永遠にはじまりません。

　時間がなくても、

実力がなくても、

自信がなくても、だいじょうぶ。

　はじめた人は、みんな最初は何かで失敗します。

　必ず失敗します。

　失敗は、夢を実現させる人が必ず出合う障害なのです。

　でなけば、その人は成長しませんから。

　わたしたちが成長しつづけることによって夢は実現していきます。

　失敗すること、

　失敗から学ぶこと

　失敗をやり直すことは、大切な成長の過程です。

　だから、だいじょうぶ。

　あなたも、失敗をするたびに成功に近づいています。

これまで失敗をしつづけてきた人

散々酷評を聞かされてきた人、

もう、だいじょうぶです。

それは過去のこと、

その過去がこれからあなたのパワーになります。

失敗が多いほど、成功の可能性が高いと思ってください。

昨日までのことをクヨクヨ悩むのはやめましょう。

今日、いまからが大切です。

今日、いまからが出発点です。

はじめるのには勢いが要ります。

特に朝の勢いは大切です。

朝起きるときには、グズグズせずに起きたいものですね。

パッと跳ね起きるのにはコツがあります。

今日、待っている楽しいことをひとつ

頭のなかで思い浮かべるのです。

「さあ、今日かなう夢が待っているぞ！

早く起きないと時間がもったいない」

そう考えて、とにかく起きてしまうのです。

起きてしまえば、楽しい今日がはじまっています。

今日、いますぐ

「今日、いますぐ」はじめましょう。

「明日で」「後で」という文字を消し去りましょう。

｢明日で｣｢後で｣は、

多くの場合、敗北者の使う言葉です。

チャンスは、「明日で」「後で」と待っているうちに

足早に過ぎていきます。

チャンスは「今日、いますぐ」です。

できることは「今日、いますぐ」やりましょう。

ちょっと抵抗があるときも、

とにかくはじめてしまいましょう。

はじめてしまえば、事態は必ずかわっていきます。

だいじょうぶです。

途中で行き詰まっても、ただそれだけのことです。

あなたが行き詰まって困れば、あなたはその分成長できます。

その問題をあなた自身が解決できるかもしれません。

または、あなたを助けてくれる人に出会えるかもしれません。

はじめれば、きっと何かいいことが起るのです。

　明るい人になりたいなと思っていると

　きっと明るい人になります。

　明るい人になれますように願っていると

　きっと明るい人になれます。

　思っていることや願っていることは、

　いつか実現します。

　今のあなたは、あなたの過去の思いや願いが実現した結果です。

　あなたの思いや願いは目にみえなくても、

　その思いや願いが、明日のあなたをつくるのです。

はじめるのに最も大切なものは、

才能でも経験でも時間でもありません。

大切なのは、あなたの熱意です。

何よりも、あなたが熱く燃え上がることです。

あなたがすべての智恵、すべての力を結集させて取り組んでいくとき、

必ず道は開けます。

あなたが熱く燃え上がっているのを、まわりの人が感じて、

まわりの人が助けてくれるからです。

あなたが燃えれば燃えるほど、光と熱をまわりに放射します。

その光と熱がまわりの人を動かすのです。

はじめたことを好きになりましょう。

勉強でも仕事でも趣味でも

一所懸命やると好きになれます。

うまくできるように工夫すると好きになれます。

難しいから好きにもなれるのです。

おもしろいなと思ってやると好きになれます。

楽しいなと思ってやると好きになれます。

おかげでハッピーになれたなと気づくと好きになれます。

いま、できることに感謝して

いましていることを好きになりましょう。

価値がある

小さなことの積み重ねが大きなものになります。

平凡なものの繰り返しが非凡なものになります。　

はじめるときは、

大きなことでなくていいのです。

特別なことでなくていいのです。

何か小さな平凡なことからはじめてみましょう。

あなたがはじめてみたいこと。

あなたがはじめることで価値がでてきます。

人と違うからと気にしないでいいのです。

生まれたときからあなたも特別な存在です。

あなたはいつもオンリーワンです。

だから、

やりたいことも、やりかたも、

人と違って当たり前です。

あなたのやり方で、

あなたの道を行けばよいのです。

作家は出だしの一行に全力を注ぎます。

はじめの一行が

そのあとの物語の展開を方向づけます。

はじめの一行で、

読者を物語の世界に引き入れようと思っています。

あなたの一歩もそういうものです。

あなたの方向を決め、

まわりの人をあなたに引き寄せる一歩です。

出会いで人は変わります。

だれか新しい人に出会うと、

新しい可能性が開けてきます。

何か新しい本に出合うと

新しい未来が見えてきます。

何か新しい言葉に出合うと

新しい自分に気づきます。

勇気を出して、はじめれば、

あなたを変える出会いが生まれます。