エッセイなど

電子書籍『何もいいことがなかった日に感謝する』を発行しました

電子書籍『何もいいことがなかった日に感謝する』を発行しました。

特別にいいことはなかったけれど、悲惨なこともなかった。

そういう日って、誰にでもあります。毎日毎日、そういう日は、人生のほとんどを占めることになるかもしれません。

そして、そんな平凡な日々を当たり前のように過ごせるって、本当は有難いことかもしれません。

大災害に遭って、家や財産、大切な家族の命まで奪われた人は、「ああ、あの平凡な日常生活こそが幸せだったんだ」と気づくものです。

ギックリ腰で1週間動けなくなったわたしは、「ああ、普通に立って歩けるって、本当に有難いことだったんだ」と気づかされたものです。

平凡で当たり前のような「何もいいことがなかった日」の日常の出来事って、本当はすごく有難いものなんじゃないか、と日常が奪われたときには思うものです。

ただ、へこんだり、むしゃくしゃしたりすることは誰にでもあるので、なんだか感謝する気にはなれないということもわかります。

だから、この本をつくりました。

感謝の心を忘れないために

それは、まず自分自身が感謝の心を忘れないために。
そして、読んでくださる人にも役立つようにと願って。

 この本は、どこから読んでもかまいません。
 最後まで、全部読む必要もありません。
 気になる時に、気になる頁を、好きなだけ、自由に読んでくださいね。

 できれば、ときどき開いて、感謝できることを思い出していただければ幸いです。

感謝できれば、きっと心に温かいものが湧き上がってくるでしょう。
感謝を伝えることができれば、きっと他の人もほんのり幸せな気持ちになれるでしょう。

『何もいいことがなかった日に感謝する』

目次は次の通りです。

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目次

はじめに

1章 「ありがとう」を見つけよう

「ありがとう」を見つけるとハッピーになれる
ラッキーな人には感謝できることが次々起こる
小さなことに感謝できる人が大きく運が開ける
「ありがとう」と言えば、ハッピーになれる
「ありがとう」は決して言い過ぎることはない
身近な人に「ありがとう」
今もっているものは、すべて与えられたもの
生まれてきたことには、意味がある
夢は、「ありがとう」で実現する
お話 元気になれる「ラッキーペニー」

2章 忘れず感謝しよう

感謝すれば感謝される
お願いする前にも感謝する
感謝されるとまた行きたくなる
病気になったらわかる健康の有り難さ
感謝が幸せを届ける
見えない人にも感謝ができる
食卓には感謝できることがいっぱい
いつでも感謝
「ありがとう」を口ぐせに
お話 「先生、この仕事、面倒くさくない?」

3章 いつも感謝しよう

朝、感謝する
夜、感謝する
「ありがとう」ノート
苦しみのなかでも感謝する
子育ても感謝
プレゼントをすると気づく
まわりの人とつながっている
人のために使うことで宝になる
お話 目が見えなくても幸せは見える

4章 「ある」に感謝しよう

だれもが主人公
うまくいかないときも感謝できる
「させていただいた」なら感謝できる
みんなそれぞれオンリーワン
すべてを受け入れ感謝することで
悲しさの数ほど、優しくなれる
ムダなことなどない
人間の偉大さ
お話 「ある」ものを数えると喜びがある

あとがき