★☆★☆★☆★☆★
仕合せになる秘訣
★☆★☆★☆★☆★
聖書の言葉です。
「兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。 律法全体は、『隣人を自分のように愛しなさい』という一句によって全うされるからです」(ガラテヤ 5-13~14)
昔、この手紙を書いた聖パウロという人は、その自由を使って罪を犯すことを戒めます。
罪はだれも幸福にしませんからね。
聖パウロが勧めるのは、愛によって互いに仕え合うことです。
「仕える」といっても、別におおげさなことではありません。
「奉仕」「サービス」「小さな親切」だと考えればよいと思います。
たとえば、
・家族の話をじっくり聞いてあげる。
・料理や掃除などの家事を手伝ってあげる。
・同僚が仕事でトラぶっていれば相談に乗ってあげる。
・駅の階段を重い荷物を下げて上るお年寄りを手伝って差し上げる。
など・・・。
そういうことは、よくわかっていることですね。
自分がしてほしいと思うことを人にもしてあげれば、たいていは喜ばれるのです。
ちなみに、子育てママが最もうれしい気配りは・・・
「ベビーカーが通るまで扉を押さえてくれる」ことだそうです。
(2006年9月2日「日本経済新聞」の「何でもランキング」より)
ベビーカーが通るまで扉を押さえるなんて、ほんの数秒のことです。
こんな小さなことで、子育てママにも赤ちゃんにも喜ばれるんですね。知らなかった。
もしかしら、この数秒にこんな会話が交わされるかもしれません。
子育てママ「まあ、ありがとうございます」
あなた「どういたしまして・・・」
赤ちゃん「バブバブ」(ありがとう、またね!)
しあわせは、「仕合せ」とも書きます。
互いに仕え合うことが、「仕合せ」につながるのです。
小さな奉仕をしよう。