失敗してもすぐに立ち直る習慣が身についていれば、私たちは人生を前向きに生き、新しい可能性を切り開いていけます。
何かに失敗して、気持ちがへこみそうなときにでもお読みください。
まずもって、失敗というのは誰でもするのです。
私も毎日何か失敗をしています。
生きている限り、どんなすごい人も失敗をなくすことはできません。
失敗を0にする方法は1つしかないでしょう。
それは何もしないこと。
難しいこと、新しいことにチャレンジしなければいいのです。
何もしないで、じーと、じーっと自分の殻に閉じこもっている。
でも、それでは、恐らく面白くもないでしょう。
成長はありませんよね。道は開けてきません。夢も実現しません。
では、どうすればいいのでしょう。
チャレンジする限り失敗はある
まずは、失敗を恐れないことです。
チャレンジしていれば、失敗はつきものです。
失敗しても失望せずに、またやってみるのです。
私は決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も新たな一歩となるからだ。
I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward. (トーマス・エジソン)
世界の発明家、エジソンさんも、何千回、何万回も失敗を重ねたおかげで、新しいものを次々と生み出すことができたのです。
ホンダの創業者、本田宗一郎さんは、
自分のやったことの99%は失敗だった。成功したのはわずかに1%だった。
と言っています。
米国の実業家で作家のデール・カーネギーも言っています。
成功する人は、失敗から学び、別な方法でやり直す。
The successful man will profit from his mistakes and try again in a different way.
失敗があっても、改善し前進していけば、いずれ成功に届くのです。
ただし、大切なことがあります。
それは、失敗をしたら、「すぐに立ち直る」ということ。
すぐに立ち直る
サッカーを例にとりましょう。
サッカーの試合中に転倒するのは、懸命にプレーしている選手なら誰でもあることです。
でも、一流選手は(相手の反則でなく倒れたのなら)すぐに立ち上がります。
いつまでもその場でグラウンドに横たわっていても、チームの勝利に貢献できません。
それどころか、チームを不利な状況に追い込み、心理的負担を与えます。
ですから、立ち上がってすぐにプレーを始めます。
ボールの行方、敵味方の動きを見定めて、多少、痛いところがあっても、また走り始めるのです。
転んだら、すぐに立ち上がって、また走り始めることが大切なのです。
では、一般的な仕事の場で、失敗をしても立ち直りの早い人とは、どんな人でしょうか。
明るく謙虚な人になる
それは、明るくて謙虚な人です。
「俺ってバカだね、本当にバカ・・・」と失敗した自分を笑える人。
あるいは、「確かに失敗だったな。よしこの次は、この点を気をつけてやろう」と反省できる人です。
そういう人は、まわりの人から注意を受けても叱られても、誰を恨むこともなく、むしろ感謝して、また前向きに取り組めるのです。
ですから失敗を通して、どんどん成長していきます。
でも、明るくて謙虚な性格になろうといっても、すぐにはそうならないものです。
私もそうなろとは多少は努力しているのですが、なかなかむずかしいものです。
でも、言葉と表情なら、すぐに明るくなれるのではないでしょうか。
まずは、言葉を明るくします。
「ありがとうございます!」
「喜んでさせていただきます」
など、肯定的で前向きな言葉を多く使うのです。
言葉が明るくなれば、あなたも、まわりの人も明るくなれます。
次に表情。
人と接するときには、やはり笑顔で仕事をしたいものです。
もし笑顔になれないときには、
「キープ スマイル。キープ スマイル。キープ スマイル」
と10回くらい(トイレの?)鏡の前で唱えてみましょう。
馬鹿馬鹿しくなって(?)、きっと笑顔になれます。
あなたが笑顔だと、まわりの人の気持ちも笑顔になれます。
それが仕事をする人にとって、痛くても立ち上がるということ。
立ち上がり、歩き始めれば、きっとまたチャンスがやってきます。
失敗しても、明るい言葉、明るい表情で前向きにやろう。
すると、また一歩成長します。(^.^)