あなたも金メダルを獲得できる
4年に1度のオリンピック競技で金メダルの栄誉を獲得できるのは、世界中でごくわずかの限られた人です。
その他の大勢の人は、スポーツの特別な才能に恵まれず、努力してもオリンピックに出場できるほどではありません。
あるいは、他の分野でもそうかもしれません。
特別な才能に恵まれず、特に世間を賑わす目立った活躍はせず、ごく普通の生活を送っています。
私の両親もそうです。
誰からも注目されず、誉めらもせず、平々凡々と暮らしています。
そういう人たちの人生の歩みには、どんな意味があるのだろうと・・・。
どんな価値があるのだろうかと・・・。
そういうことを(子どもの頃から)いつも考えてきました。
そして、いま固く信じていることがあります。
私たちはみな、人生というオリンピックで、金メダルを獲得できるんだと・・・。
いやそれは、金メダル以上のものだと・・・。
「幸せの金メダル」を目指す
人生という楽しい舞台で、私たちは輝く金メダルをもらえます。
これはもちろん比喩的な表現ですが、本当にそう思います。
ただし、それを目指している人だけが獲得できます。
もちろん私も目指しています。(笑)
私が目指しているメダルは、「幸せの金メダル」です。
つまり、平たく言えば、この人生で幸せになることです。
心にキラキラ輝く金メダルのような幸せをいつももっていたいのです。
このメダルは、世界で一番にならなくても獲得できます。
他人と競争して勝たなくても獲得できます。
私は人と競争するのは苦手なので、これは助かります。
一番でも、二番でも、三番でも、最後の走者であっても、みんな金メダルなのです。
もちろん何もしないでもらえるものではありません。
人と競争する必要はありませんが、自分の心を磨いていくことはしなくてはなりません。
誰にでも獲得できる可能性がありますが、それにふさわしいことをした人だけがもらえるです。
どうすればよいのでしょうか?
その方法は、2つあります。
自分に与えられたものに感謝し喜ぶ
「幸せの金メダル」を獲得する方法の1つ目です。
それは「感謝」です。
この世には金銭や物質的なものをたくさん持ちながら、不平不満、愚痴、妬み、恨みという幸せとは反対の感情をもって生きている人も多いです。
逆に、金銭や物質的なものがわずかであっても、日々、幸せに暮らしている人もいます。
何が違うのでしょうか。
それは、【自分に与えられたものに感謝し喜ぶ】ことができるか、そうでないかの違いです。
感謝できない人は、どんなに金銭や物質に恵まれても、才能や美貌に恵まれても、幸せにはなれません。
しかし、与えられたものがわずかであっても感謝できる人は、喜び、幸せを味わうことができます。
何か特別な良いことが起こったときに、私たちはうれしくなり感謝するものですね。
でも、考えてみてください。
この世での命をいただいたこと、それだけで、本来、特別なことです。
それだけで幸いなことです。
私たちという存在は、すでに特別です。
そして、大切な存在です。
この世に自分が存在すること、愛する人が存在すること、それだけで本来、有り難いことではないでしょうか。
自分に与えられたこの尊い命に感謝し喜ぶ。
自分に与えられた様々なものに感謝し喜ぶ。
自分に与えられた周りの人々に感謝し喜ぶ。
そういうことを心がける人は、輝いてきます。
心に「幸せの金メダル」をもっているのです。
まわりの人を喜ばせ幸せにする
では、「幸せの金メダル」を獲得できる方法の2つ目です。
それは【まわりの人を喜ばせ幸せにする】ことです。
この人生にはルールがあります。
それは「与えたものが与えられる」ということ。
私たちは人に与えたものが与えられます。
「おはようございます」とあいさつをすれば、「おはようございます」とあいさつが返ってくるように、
お店でお金を払えば、それなりの品物やサービスが与えられるように・・・。
もちろん、そっくりそのままではなく、その何分の1かであったり、
別の形であったりするのですが、与えればそれにふさわしいものが返ってくるのです。
ですから、人を喜びを与えようとする人は、その人に喜びが生まれます。
人に幸せを与えようとする人は、その人に幸せが生まれます。
くり返しますが、「幸せの金メダル」は、一番にならなくても、もらえます。
それにふさわしいことをした人は、誰でももらえます。
なので、実はあなたは、すでに「幸せの金メダリスト」かもしれません。
きっとそうでしょう。
どうかこれからも
【自分に与えられたものに感謝し喜ぶ】
【まわりの人を喜ばせ幸せにする】
を忘れないで日々を送ってくださいね。