元気になって、運が良くなる言葉ってあるのです。
逆に元気がなくなって、運が悪くなる言葉もあります。
そういう言葉を元気になって、運が良くなる言葉に変えていきましょう。
3つほど、例をあげます。
「当たり前」→「有り難い」「ありがとう」
蛇口をひねれば水が飲めること。
電気が通って夜でも明るいこと。
新鮮な空気を胸いっぱい吸えること。
当たり前でしょうか?
でも、本当は当たり前なんかではないですね。
震災が起こる度に、私たちはそれらがいかにありがたいことか、わかります。
水も電気も空気も私たちには大変貴重なもので、決して当たり前にあるものではなかったのです。
家があること、家族がいること、学校があること、友だちがいること、職場があること、仕事仲間がいること。
失ってみて、痛いほどわかります。ぜんぶ当たり前ではなく、有り難いことだと。
愛する人の命が消えそうなときに人はその尊さ、ありがたさを知るといいます。
ですから、人の命も、自分の命も、体も心も、当たり前ではなく、ぜんぶありがたいものなのです。しかも無償でいただいたものなのです。
「感謝」の反対の言葉は「当たり前」だと言われます。
いまあるものを「当たり前」だと思っていれば、感謝する気にはなれないでしょう。
でも、「当たり前」だと思ってきたものを「ありがたい(有り難い)」ものだと感謝するようになれば、心は変わります。
不満や怒りは消えていき、私たちの平凡な日常生活の営みは、実はなんて恵まれているんだろうと思えてきます。
「有り難い」を口ぐせにすると不平不満が消えていきます。
いろいろなことに気づき、感謝の気持ちがわいてきます。
何も悪いことが起こらない日常は、本当は当たり前じゃない。
すごく恵まれたこと有難いことだと。
「有り難い」を口ぐせにすると不平不満が消えていきます。
ごはんは食べられるのも「有り難い」、本が読めるのも「有り難い」
生まれてきたのも、「有り難い」、家族がいてくれて、「有り難い」
「有り難い」はいっぱいあることに気づきます。
「運が悪い」→「ラッキー!」「ついてる」「運がいい!」
「自分は運が悪い」と言う人は、愚痴や文句が多く、元気がありません。
仕事や物事がうまくいかないのも、病気になったのも、運のせいにしますが、本当はそうではないでしょう。
「運が悪い」と言っている限り、自分の努力不足に気づかないし、認めないのです。
そういう人に大事な仕事を頼む人はあまりいないでしょう。
まわりの人は悪運にまきこまれないように、遠ざかっていきます。
しかし、「自分は運がいい」と言っている人は、ますます運はよくなります。
経営の神様、松下幸之助氏は、入社試験のときに、「あなたは運がいいほうですか?悪いほうですか?」と聞いて、「運がいい」と言う人を採用しました。
なぜかというと、松下さんをはじめ、成功者と言われる人、成長していく人は「自分は運がいい」と言う人が圧倒的に多いからです。
「自分は運がいい」と言う人は、自分自身の実力はたいしたものでないと謙虚に認め、親やまわりの人たちのおかげで成功できたと感謝しています。
まわりへの愚痴や不平不満は言わずに、むしろ感謝しながら努力していきます。
そういう人となら、共に仕事をしてもうまくいくのです。
繰り返しますが、「運がいい」と言っていると、運は良くなります。
「ついている」「ラッキー!」も運は良くなります。
実際、小さなラッキーは、1日に何度も起こっています。
それを見逃さないで、「運がいい」と認めることが大切です。
そうすると、ますます良いことが起こります。
「ラッキー!」「ついてる」「運がいい!」
言ってると、どんどん良いことが見つかります。
自分が恵まれていることに気づきます。
感謝の気持ちが湧いてきます。
生まれてきただけで「ラッキー!」と思えるようになります。
「最低」「最悪」→「きっとよくなる」「もっとよくなる」
人生をうまくいかせるためには、否定的な言葉をほとんど使わない方が賢明です。
「最低」「最悪」と嘆くだけなら、何も変わりません。
気持ちが暗くなるだけです。
やる気は起こりません。
もしいまが本当に「最低」「最悪」なら、これ以上悪くなるはずはありません。
悪くて現状維持、がんばればよくなります。
「最低、だから、これからはきっとよくなる」
「最悪、だから、これからはもっとよくなる」
「よくなる」と確信していると、どんどんうまくいくようになるのです。
起こり得ることすべてが、あなたにプラスに作用していきます。
ちょっとしたアクシデントも、失敗も「きっとよくなる」と確信している人には、
のちのち全部プラスに転化します。
いやなことがあっても、大きな失敗があっても、後で飛躍するためのバネになります。
「きっとよくなる」「もっとよくなる」のです。
いまの状態がどんなに悪くても、問題だらけでも、いずれ全部よいことに変わります。
「きっとうまくいく」「もっとよくなる」のです。
何が起こっても、起こらなくても、すべてプラスに作用します。
「きっとうまくいく」「もっとよくなる」のです。