周囲から「あの人はできるな」と評価される一流のビジネスパーソンというのは、あらゆる当たり前のことを実行できる人のことをいいます。
高度なビジネステクニックが必要なシーンというのは少なく、ビジネスの99%は、当たり前のことで成り立っています。
ですから、当たり前のことを当たり前のようにできる人は、周りの人から信頼される「仕事のできる人」になっていきます。
1つずつご紹介していきますので、自分の取り組むべき課題を見つけ、より確かなものにしていただければと思います。
今回は「ちょっとだけ移動時間を利用する」です。
移動時間こそゴールデンタイム
電車での移動。
飛行機での移動。
駅や空港での待ち時間。
できると評価されるビジネスパーソンは、このような移動時間を貴重な仕事の時間帯と考えます。
中には、移動時間こそ、ゴールデンタイム(仕事に集中しやすい時間帯)ととらえるビジネスパーソンもいます。
逆に、評価の低いビジネスパーソンは、誰も見ていなからといって、携帯でゲームをしたり、いねむりをしたりします。
人の能力というのは、多少の差はあっても、それほど大きく変わらないものです。
このような差によって、成果をあげられるか、あげられないかが決まってくるのです。
移動時間向けの仕事とは?
だからといって、ノートパソコンを常備し、あくせく仕事をしよう、ということではありません。
移動時間のちょっとした活用でも、十分効果はあります。
移動時間向きの仕事は、アイデアを考えることです。
社内でデスクにしがみついていても、良いアイデアというのは、なかなか浮かんでくるものではありません。
電車の車窓を眺めながら、なんとなくアイデアを考えていると、妙案が浮かんできたりします。
これは、外部からの適度な刺激があるため、脳が活性化し、アイデアが浮かびやすいためです。
また、必ずしも、会社の仕事をしなくてもよいでしょう。
移動時間を利用して、資格や英語の勉強をするのもありです。
スキルを高めることも仕事のうちなのですから。
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