周囲から「あの人はできるな」と評価される一流のビジネスパーソンというのは、あらゆる当たり前のことを実行できる人のことをいいます。
高度なビジネステクニックが必要なシーンというのは少なく、ビジネスの99%は、当たり前のことで成り立っています。
ですから、当たり前のことを当たり前のようにできる人は、周りの人から信頼される「仕事のできる人」になっていきます。
1つずつご紹介していきますので、自分の取り組むべき課題を見つけ、より確かなものにしていただければと思います。
今回は「ちょっとだけマナーを意識する」です。
マナーは知識で覚えるものではない
気配りと同様、ビジネスマナーも、ちょっとだけ気をつければすむものです。
ビジネスマナーや敬語を完璧にしよう、と考えると、堅くなってしまい、スムーズなコミュニケーションがとりにくくなります。
若いビジネスパーソンの中には、「自分はビジネスマナーや敬語に慣れていないから、目上の人やお客様と会うのが怖い」と感じる人も少なくないようです。
ビジネスマナーや敬語は知識で覚えるものではありません。
わずかな期間の研修や、本を数冊読んだくらいでは、身につかないものです。
ビジネスマナーや敬語は、少しずつ実践して、身につけていくものです。
はじめから完璧にできる人などいません。
だからといって、ビジネスマナーや敬語を無視したら、
「なんて失礼なやつなんだ」
と相手の怒りをかってしまいます。
マナーはこの3つに気をつけてればいい
そうならないために、最低限、
・話の語尾は「です、ます調」を使う
・返事は元気よく「はい」と言う
・失敗をした時は「申し訳ございません」と素直に言う
などを心がけましょう。
この3つに気をつけてさえいれば、たいていの人は快くあなたに接してくれるはずです。
そして、上司や先輩からマナーについて間違いを指摘されたら、
「申し訳ありません。以後、気をつけます」
を謝り、二度と繰り返さないようにしましょう。
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