今日の一日は、
明日の二日分に値する。
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ベンジャミン・フランクリン
(1706~90)
実業家・政治家・科学者・哲学者
「アメリカ建国の父」とも言われるフランクリンは、巡回図書館や哲学協会などの創設、ストーブや羅針盤の発明、独立宣言や合衆国憲法制定など、各方面にまたがってし仕事をしていました。
その活躍を支えたのが、「今日」「今」を大切にする心構えでした。
そして、これはすべての成功者に共通する心構えです。
この前、「夢の扉」というテレビ番組に、ある居酒屋の全国チェーンの社長が登場していました。
自分の夢をしっかり持ち、夢の実現期限を決めるようにと、社員にも薦めているカリスマ社長です。
番組のなかで、「夢に期限をつけるのはなぜですか」という質問に、彼はこう答えていました。
「いつまでに実現させるかを決めると、
逆算して、今日何をすべきかが決まるからです」
つまり、今日やるべきことを決めて果たすこと、
これが夢の実現につながると社長さんは考えているのです。
彼はこうして店を全国展開させるなど、自分の夢を次々と実現させていっています。
夢につながる「今日」「今」を精一杯生きること。
これはすべての成功者に共通している生き方です。
私たちは年の瀬になると、今年一年を振り返るものですね。
とてもよいことだと思います。
ただ、いたずらに「過去」を悔やみ、来ないかもしれない「明日」を言い訳にするのではなく、
私たちも、過去を反省しつつ感謝し、未来の夢につながる「今日」「今」を前向きに生きていきましょう。