いい考え方

人間の問題は人間が解決できる(ジョン・F・ケネディ)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆

問題は解決できる!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆

第35代アメリカ合衆国大統領、ジョン・F・ケネディ大統領は、体に大きなハンディキャップをもっていました。

子どもの頃から体が弱かったのです。

生まれつき背中に障害があり、生涯、その激しい痛みに苦しめられていました。

しかも両脚は左右で2センチほど長さが違い、人前以外では、松葉杖を使うことが多かったそうです。

弟のロバートは兄の死後、こう言っています。

「兄の生涯の少なくとも半分は、猛烈な肉体的な苦痛の日々であった」と。

上院議員のとき、ケネディは背中の大手術を受けるのですが、その後2年間は入退院を繰り返し、議員生活もままなりませんでした。

議員としてもピンチの時期です。

しかし、彼はそのピンチをチャンスに変えます。

決してその時間を無駄にしなかったのです。

時にはベットの上で、あるいはロッキングチェアに腰掛けて、深い政治的な思索を行っていきました。

そうして自分の政治信条を深め、1冊の本『勇気ある人々』(Profiles in Courege)を書き上げます。

出版されると同書はベストセラーになり、ピューリツァー賞をもたらすことになるのです。

それを機に、ケネディは大統領を目指します。

そして43歳のアメリカ史上、最も若い大統領として当選するのです。

若くても、ケネディは思慮深く、決断と勇気のある大統領でした。

彼は生まれもった自分のハンディキャップを言い訳にせずに立ち向かう中で、精神力、思考力を鍛えていったのです。

だからこそ、われわれにも力強く語りかけています。

「我々の問題は人間によって作られたものだ。それゆえ、人間によって解決できる。

人間の理知と精神は、解決不可能と思われることもしばしば解決してきた。これからもまたそうできると私は信じている。」

ジョン・F・ケネディ

わたしたちも、ピンチであっても深く考え、勇気をもって行動することで、
問題を解決し、チャンスに変えることだってできるのです。

ピンチでも深く考え、勇気をもって行動しよう。

ピンチは私たちの能力を高める場になるでしょう。(^.^)

・・・・・・・・・・・・・・・・

【出典】指南役 (著)『「サービス」をサービス! 』

あらゆる職業は、サービス業になりうると私も思います。