習慣によって、人間は若くなります。
たとえば、血管年齢。
実年齢と同じくらいなら良いのですが、実年齢より、10歳以上が高い人がいます。
であれば、血管が硬く、血栓ができているので、心筋梗塞・脳疾患・糖尿病などの大病になるリスクが格段に上がります。
逆に、10歳以上も若い人がいます。(私はおかげ様で9歳若い)
そういう人は、血圧、コルステロール、血糖値なども正常で病気になるリスクがあまりありません。
この血管年齢は、生活習慣・食習慣によって変わります。
日頃の習慣が、人間を変えていくのです。
さて、言葉の習慣、口ぐせも、人を変えていきます。
言葉によって、意識も見た目も行動も若くなるのです。
これは、まだ一般常識となっていませんね。
口ぐせを変えると意識が若くなります。それは、意識だけなく、行動も、見た目も・・・。
そんな話です。
加齢は、老化ではない
「年をとると、体力や気力が衰えるは仕方ない」と信じこんでいる方はいないでしょうか。確かに、これまでの常識では、「加齢は老化」と考えられてきました。
しかし、最近の生命科学では、その常識はくつがえされています。
加齢は、文字通り年を加えていくこと。しかし、加齢をしても老化を抑えることは可能です。
老化を抑えるためのライフスタイルをとり、適切な栄養補給をしていけば、60歳になっても40歳の知力や体力、精神力や肉体を持ち続けることは可能です。
55歳で隠居していて、おじいちゃん、おばあちゃんと言われていた人が、いまはさっそうとして仕事をしたり、スポーツをしていたりしている時代です。
かつては、55歳だった企業の定年退職の平均年齢が、いまは60歳、65歳まで引き上げられたのたのは、一概に年金の出ししぶりのためだけではないでしょう。現実に60歳、65歳にでも元気に働ける人が多くなったからでもあります。
見た目も、60歳、65歳で綺麗で魅力的な女性は増えてきました。
「年をとると、知力も体力も美しさも衰える」というのは、間違いです。
そう思い込んでいる人は、「もう年だから、いまさら勉強しても何もならない」「もう年だから、高い山には登れない」「もう年だから、おしゃれしても仕方ない」と否定的になり、行動を委縮してさせてしまいます。
今日の自分は、10年後の自分より10歳も若い
「もう年だから」は、やめて、「まだまだ若いから」と言いましょう。
実際、今日のあなたは、明日のあなたより若いのです。
今日のあなたは、10年後のあなたより10歳も若い、まだまだ若いのです。
先日、私が所属するカトリック教会で敬老の日に、お年寄りの方に感謝をこめて敬老会がありました。
招待されるお年寄りは、30年前は60歳からだったそうですが、いつからか65歳以上になり、70歳以上になり、いまは75歳以上です。
そういう75歳以上ばかりの人の集まりでは、60歳代は「まだまだ若い」のです。
75歳を超えても元気で若々しい人が多いので、こちらが元気づけられます。
実際、私たちは「まだまだ若い」です。
「まだまだ若いから、いろいろできる」「まだまだ若いから、やってみよう」
「まだまだ若い」を口ぐせすると、可能性が広がります。考え方が前向き、積極的になります。人生が楽しくなります。