口ぐせを変えると意識が若くなります。
意識だけでなく、考え方も行動も見た目も・・・。
普段何気なく口にしている言葉を変えると、自分の人生が変わっていきます。
「終わった」って本当ですか?
「私は終わった」「〇〇さんは終わった」ってなんとなく口にしてませんか?
「私は終わった」と言う人は、よほどショッキングなことがあった人でしょう。
たとえば、ある日突然、会社をリストラされたり、生涯の伴侶と思っていた婚約者が他の人と結婚したり、事業が失敗して大きな借金を負ったり、不慮の事故に遭って重態になったり……。
ただ、それでも、自分の人生すべてが終わったわけでありません。
人生が終わるのは、死ぬときだけ。
自殺してしまわない限り、人生は続きます。
「私は終わった」という思いがあるときは一旦それを受け入れて、「古い自分は終わった」と考えてはいかがでしょうか。
「古い自分」に分かれを告げて、次を目指すのです。
「終わり」の先にあるのは「始まり」です。
「新しい自分が始まる」「新しい自分を始めよう」と考えるのです。
終わりは、新しい自分の始まり
何かが終わったと思うのならば、その「終わったこと」を受けいれ、別れを告げて、次を目指すのです。
リストラされたなら、古い会社に潔く別れを告げて、新しい会社に就職します。
案外、もっとやりがいのある仕事ができるようになるかもしれません。
失恋したなら、新しい恋を始めます。
前の人以上に、素晴らしい人と出会えるチャンスなのです。
倒産したなら、また新しい事業にチャレンジします。
今成功している事業家のほとんどは常に順風満帆ではありません。何度失敗して手ひどい目にあっても、その度にチャレンジしているのです。
事故に遭って重態にあったなら、いまの体でできる新しい活動をしていきます。
例えば、星野富弘さんのように、絵を描いたり、文章を書いたり……。パラリンピックのアスリートにように新しいスポーツをしたり……。
そのおかげで、新しい自分、新しい世界に出合えるかもしれません。
「新に始めよう」「新しい自分を始めよう」と言っていれば、可能性はあるのです。