何かが終わって「何もいいことがなかった」。
一日が終わって「何もいいことがなかった」。
そういう時は、疲れが溜まり、活力が失われます。
本当に、「何もいいことがなかった」のでしょうか。
今日を感謝の気持ちで振り返る
今日という一日を生きていれば、誰でも誰かにお世話になっています。
一日の終りに、それを考えてみるといいです。
不眠症の人がある人に相談しました。
「いやなことばかり思い出して、眠れないんです。どうしたらいいでしょうか?」
すると、その人は言いました。
「感謝できることを思い出して、三つ選んでノートに書いたらいいですよ。そして、最後に『ありがとう』を付け加えるのです」
その人は、アドバイスに従って、夜寝る前に一日を振り返り、「ありがとう」を見つけるようになりました。
「新聞配達のお兄ちゃん、朝早くからありがとう」
「となりのおばちゃん、道路のそうじをしてくれてありがとう」
「役所のおじちゃん、ゴミを取りにきてくれてありがとう」
「キヨスクのおばちゃん、笑顔で売ってくれてありがとう」
振り返ってみると、会社に着くまでに、たくさんの「ありがとう」がありました。
書きながら感謝しました。その「ありがとう」ノートを読みかえすと、昨日も、その前も、その前もたくさんいいことがあることがわかりました。
感謝の気持ちでいっぱいになり、自分がいかに恵まれているか、わかってきました。
いつのまにか不眠症は治っていました。
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一日の終わりは感謝で
私たちも、一日一日、人様からいろいろしていただいています。
それを思い出して、一日の終りは、感謝でしめくくりたいものです。
「今日、出会った人、ありがとう」
「あいさつをしてくれてありがとう」
「微笑みをありがとう」
「優しい言葉をありがとう」
「今日も1日ありがとう」
「神様、今日という時間をありがとう」