この記事は、「ふつうの人」が、仕事でもっと「うまくいく人」に変わるための小さな習慣を紹介するものです。
対象読者は、まだ社会人として日の浅い、特に入社3年目までの若い人ですが、場合によっては、新人社員を指導する若きリーダーや経営者の方にも役立つでしょう。
企業としての職種や規模が違いはあり、多少ご自分の会社に合わない表現があるでしょうが、様々な人と関わっていく社会人として基本は同じです。
どんな職業の人からも、貪欲に学べる人が強いのです。
実行すれば、あなたは確実に仕事上の意欲やスキルが向上し、人間関係がよくなっていきます。
その結果、あなたの仕事はもっとうまくいくようになっていきます。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
★本記事のスタイルとしては、まず
〇ふつうの人の例
◎うまくいく人の例
をあげています。その後、【解説】をし、最後の【まとめ】を入れています。
どうかあなたも前向き積極的に学び、社会人としての自分をどんどん伸ばしていってください。だんだん会社にも社会にも貢献できるひとになっていきます。
つねに向上心をもとう
研修に対して。
〇ふつうの人
会社で義務づけられている研修なので、怠らず参加する。
◎うまくいく人
研修は受けるものではなく、自らおこなうものだと考える。 研修の機会があれば、職場を離れても、積極的に参加する。
どの会社でも、研修を受ける機会はあるでしょう。
ありがたいことに、私のいた職場でも毎週研修の時間がありました。
そのほとんどは、授業研修でしたが、新人のころは、社会人としての基本的なマナーも教えていただきました。
職場以外にも、人間的な徳を磨く研修会に、私は21歳の頃から、いまも毎週欠かさず参加させていただいています。
未熟で怠慢な学生だった私が、社会人としてやってこられたのは、そこで教えていただいたことが大きかったと思います。
仕事とは直接関係ないものの、「謙遜」「誠実」「勤勉」「仕事」「秩序」「喜び」「感謝」「清貧」「忠実」「寛容」「剛毅」「時間の活用」「良心の糾明」など、人間としての徳を磨く研修会に参加して教えていただいたことも役に立ちました。
これらを見て、なんだか退屈そうなテーマだなと思った人もいるでしょう。
でも、どんな話でもそれを活かせるか、活かせないかは、その人次第です。
向上心をもって聴けば、どんな話にも、自分に必要なヒントが見つかります。
10年、20年と欠かさず参加していると、少しずつ自分のものになり、私もいつしか研修で教える立場になっていました。
あなたもいろいろな研修の機会を十二分に活用してくださいね。
自分から積極的に参加し、何か一つでもプラスになることを吸収しようという態度で臨むのです。
●自ら研修すればどんなこともプラスになる
成長する人とともに成長しよう
身近によくできる人がいる場合。
〇ふつうの人
自分よりよくできる人、よく勉強する人とは、適当に距離をおく。
◎うまくいく人
自分よりよくできる人、よく勉強する人とは、積極的に付き合う。
成長(成功)していく人とは、たとえばこんな人です。
・自ら学ぶ人
夢や目標を達成するために必要なスキルを自ら磨いている。
・前向きな人
できないと考えるより、どうすればできるかを考える。
・持続力がある人
基本的なトレーニングを100回でも200回でも繰り返すことができる。
・素直な人
言われたことをすなおに受け入れられる。
・謙虚な人
自分がまだまだ未熟でもっと努力したいと思っている。
こういう人とつき合っていけば、よい影響を受け、あなたも成長していけます。
逆に、現状に愚痴や不満、理屈ばかり言うが自分は何もしない人。
ちょっとしたことでイライラしたり、すぐにキレたりする人。
自分の実力不足を言い訳したり、責任転嫁したりする人などとは、つき合いもほどほどにした方がよいでしょう。
どんな人とどんな付き合い方をするかで、自分の未来も変わるのです。
●まわりの人と互いに高め合う仲になる