ストレスをためやすいのは、真面目で誠実な人です。
「仕事は忙しいので、自分がさぼるなんてダメ」
それが過度の責任感や完璧主義になると、疲れやすくなります。
そのため、病気になり、老化も早くなります。
自分に次のような傾向がないかチェックしてみましょう。
このように考えていませんか?
・仕事はすべてに100%の力を出す。
・少しでもミスがあれば、自分が許せない。
・頼まれたことは、すべて引き受けている。
・今日できることは、必ず今日する。
もちろん、すべてに全力投球するのは心構えとして立派です。
しかし、一流のプロ野球の投手は、最後まで自分の仕事をまっとうするために、力配分を考えて投げます。
いま大リーグで活躍中に田中将大投手は、日本で開幕22連勝無配の世界記録を打ち立てたことがありました。田中投手がそれまでと違ったのは、力の配分を覚えたことだそうです。
下位打線にはリラックスして投げ、ここぞというピンチのときには全神経を集中して鬼にように投げます。
もしも、全神経を集中していれば、疲れてとても9回まで体はもちません。次の登板にも疲れが残り、22連勝なんてできなかったでしょう。
私たちの仕事でもそうでしょう。
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気が楽になる考え方
ちょっとでも仕事をさぼりたいと思っている人には進められませんが、(あなたのように)真面目で責任感が強い人なら次のように考えてはいかがでしょうか。
・いつも100%の力を出すのは土台無理なこと。
・ミスは、人間だからあって当然。
・頼まれた仕事をすべて引き受ける必要なし。
・今日できることも、明日でいいなら、明日でOK。
決して仕事をさぼるということではありません。
無理をしないで、心も体も元気であるほうが仕事の成果は上がるのです。