天才とは1パーセントの霊感と 99パーセントの汗である ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
トーマス・エジソン (1847~1931) アメリカ・発明家 エジソンは小学1年生のときに低能児扱いを受けていました。 2+2=4というカンタンな足し算ができなかったからです。
ある日、先生からクラスの子ども全員の前で、 「お前の脳みそは腐っている」 と、けなされます。
彼はそのまま泣きながら家に帰りました。 母親は、先生に「息子はバカではない!」と強く抗議しましたが、彼は再び 学校に行くことはなく、小学校を3ヶ月で退学しました。
以後、彼は母親の手によって教育されることになります。 母親は彼の可能性を信じ、励まし続けました。
エジソンは、幸い読書で知識を得て、科学に興味を持つようになりました。
自宅に実験室を作るために、12歳で列車の新聞の売り子にもなりました。
その後、電信機、蓄音機、電球など、世の中に偉大な貢献をする発明を次々 と成し遂げます。
世の人は、彼を天才だと言いました。 しかし、その発明は、天から降ってきたインスピレ-ションからではなく、 実際は、彼の不眠不休の実験から生まれたものです。
蓄電池ひとつ作るのにさえ、なんと二万回の実験を繰り返したといわれてい ます。
「汗」とは、努力のことです。
「努力にまさる天才なし」ということを、エジソンに教え、彼の可能性を信じ つづけたのは、もちろん、彼の母親です。
エジソンは、後年母親について語りました。 「私をつくりあげたのは、母である」 信じつづけてくれる人がいれば、人は可能性を切開くことができるのです。