いい考え方

がばいばあちゃんの健康法(島田洋七)

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汗水たらしたら、
よく寝れる

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佐賀のがばいばあちゃん

再度、佐賀のがばいばあちゃんの登場です。

佐賀のがばいばあちゃんとは、漫才師の島田洋七さんを育てたばあちゃんです。

「がばい」とは、佐賀弁で「すごい」という意味。

このばあちゃんは、夫に先立たれ、貧乏のどん底暮らしのなか、学校の便所掃除の仕事をしながら、7人の子どもを立派に育てたばあちゃんです。

そして、訳あって孫の洋七さんも、小学2年から中学を卒業するまで育てました。

このばあちゃん、貧乏ですが、底抜けに明るく、前向きです。

そして、健康でした。

洋七さんは、ばあちゃんが風邪を引いたのさえみたことがないそうです。

では、その健康の秘訣は・・・???

今日は、がばいばあちゃんの知らせざる健康法をご紹介します。

●がばいばあちゃんの健康法 その1

「なんかゾクゾクする。ばあちゃん、風邪引いたみたい」

洋七さんがガタガタ震えて言うと、ばあちゃんは薬箱から、正露丸を取り出しました。

「ばあちゃん、正露丸は胃腸薬やろう」

しかし、ばあちゃんは、そんな言葉には動じず、コップに水を汲んで差し出し言いました。

「何飲んだって、同じことさ」

(えっー、そ、そんなー)

つまり、ばあちゃんは、薬に頼らない人だったのです。

(でも、ちょっとこれは、マネできそうにない?)

●がばいばあちゃんの健康法 その2

洋七さんがハシカにかかって熱を出してうなっていました。

体温計を見ると、38.2度。

幼い洋七さんは、それだけで不安になりました。

しかし、ばあちゃんは力強く頷きました。

「よし、大丈夫!お前なら、40度は出せる!」

(えっ?熱が高い方がいいの?)

つまり、ばあちゃんは、身体を過保護にしない人だったのです。

(うーん、笑うしかない・・・)

●がばいばあちゃんの健康法 その3

ばあちゃんは掃除婦をしていましたが、65歳のときに市役所の人がやってきて、

「おばあちゃん、ぼちぼち定年ですね」

と言われてしまいました。

もう掃除の仕事は、引退してくれということ。

しかし、ばあちゃんは頑として首を縦に振りません。

「いいえ、私はお金がもらえなくても、毎日、働きます。身体のために・・。どうぞ、クビにするならしてください」

そう言われても、毎日、掃除に来られたら、給料を払わないわけにはいきませんよね。

ばあちゃんは、こうして78歳まで現役で働き続けました。

もちろん、給料は頂戴して・・・(笑)

ばあちゃんは、よく寝ることが最大の健康法だと信じていたのですが、
「汗水たらしたら、よく寝れる」
と言って、身体を動かすのを苦にしませんでした。

バスで30分かかるところも、2時間かけて歩き、仕事の行き帰りで、毎日6キロメートルは歩いたそうです。

つまり、ばあちゃんはよく寝て、よく働く人だったのです。

(これなら、マネできそう・・・特によく寝るのは)

それにしても、前向きなばあちゃんですね。

前向きに生きる!
たぶん、これが一番の健康の秘訣なのかなあ。

健康のためにも、汗水たらして働こう!(そして、よく寝よう)

出典:島田洋七著『がばいばあちゃんの笑顔でいきんしゃい!』(徳間書店)