いい習慣

仕合せになる秘訣(聖パウロ)

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仕合せになる秘訣

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聖書の言葉です。

「兄弟たち、あなたがたは、自由を得るために召し出されたのです。ただ、この自由を、肉に罪を犯させる機会とせずに、愛によって互いに仕えなさい。 律法全体は、『隣人を自分のように愛しなさい』という一句によって全うされるからです」(ガラテヤ 5-13~14)

昔、この手紙を書いた聖パウロという人は、その自由を使って罪を犯すことを戒めます。

罪はだれも幸福にしませんからね。

聖パウロが勧めるのは、愛によって互いに仕え合うことです。

「仕える」といっても、別におおげさなことではありません。

「奉仕」「サービス」「小さな親切」だと考えればよいと思います。

たとえば、

・家族の話をじっくり聞いてあげる。

・料理や掃除などの家事を手伝ってあげる。

・同僚が仕事でトラぶっていれば相談に乗ってあげる。

・駅の階段を重い荷物を下げて上るお年寄りを手伝って差し上げる。

など・・・。

そういうことは、よくわかっていることですね。

自分がしてほしいと思うことを人にもしてあげれば、たいていは喜ばれるのです。

ちなみに、子育てママが最もうれしい気配りは・・・

「ベビーカーが通るまで扉を押さえてくれる」ことだそうです。

(2006年9月2日「日本経済新聞」の「何でもランキング」より)

ベビーカーが通るまで扉を押さえるなんて、ほんの数秒のことです。

こんな小さなことで、子育てママにも赤ちゃんにも喜ばれるんですね。知らなかった。

もしかしら、この数秒にこんな会話が交わされるかもしれません。

子育てママ「まあ、ありがとうございます」

あなた「どういたしまして・・・」

赤ちゃん「バブバブ」(ありがとう、またね!)

しあわせは、「仕合せ」とも書きます。

互いに仕え合うことが、「仕合せ」につながるのです。

小さな奉仕をしよう。