いい考え方

「失ったもの」でなく「いまあるもの」を楽しむ幸せ

 

「あなたの目の前にも、『ありがとう』と言える『幸せ』がいっぱいあるはずです」 志賀内泰弘著『他人と比べない生き方』より

▼「プチ紳士を探せ!運動」代表の志賀内泰弘氏著『他人と比べない生き方』を読みました。

自分らしいオンリーワンの生き方を薦める良書です。

その中で、非常に印象深かったエピソードを1つご紹介します。

第8章の「『失ったもの』を見続けない」に出てくるお話です。

▼志賀内さんは、20年以上前に大病をしました。

幸い命は助かったのですが、それ以後、食事制限を受けるようになりました。

医者から指示された「食べてはいけないもの」リストを見て、私は驚きました。

健康体ではないとは知っていましたが、思いやりでいっぱいの世の中をつくろうと東奔西走する日ごろの志賀内さんのエネルギッシュな姿からは想像できませんでした。

ここまでひどかったのか、と・・・。

■「食べてはいけないもの」リスト

(  )内は、私のコメントです。

1.刺激物・・・カレー、キムチ、コショウ、ワサビ

(エッー、給食で一番人気のカレーが食べれない?お寿司はワサビ抜き?)

2、アルコール

(だから志賀内さんは酒の席では、いつもウーロン茶なのか)

3、脂肪分の多いもの・・・うなぎ、揚げ物、ポテトチップス

(エッー!、うなぎの蒲焼も、鳥のから揚げもダメ?)

4、冷たいもの・・・ジュース、冷水

(エッー!夏の暑い日に、冷たい水も飲めないんですか!?)

5.繊維質の多いもの・・・ゴボウ、セロリなどの堅い野菜、こんにゃく

(エッー!なべものも、全部食べれないんですね・・・)

■できるだけ控えるように言われたもの

6.肉・・・牛、豚、鶏

7.乳製品・・・牛乳、バター、チーズ、ヨーグルト、アイスクリームなど

(エッー!、これじゃあ、食べるものないよ、あんまりじゃないですか?)

 

▼志賀内さんは、つまり「好きなものを食べる楽しみ」を失ったのです。

病院での1ヶ月半の絶食のあと、退院しても、以上のような食事制限を受けて、さぞかし、落ち込んだことかと思いきや、そうではありませんでした。

志賀内さんは言います。

「ところが、何を食べてもおいしかった。感激しました。

こんなに湯豆腐がおいしかったのか!

白いご飯が食べられる喜び。

お饅頭一つを何分もかけて味わいました」

▼というのは、制限の多い中で、

「これも食べられない」と落ち込むのではなく、「おっ、これなら食べられる」と食べてもいいものに目を向けるようになったからだと言います。

自分が失ったものを悲観するのではなく、 いまあるものを楽しむようになったのですね。

すると、物事をプラスに考えられるようになり、

「なかなか信じていただけないのですが、『ああ~病気をしてよかった』とさえ思えるようになったのです」

とまで書いています。

▼私たちも、ときに失うものがあります。

でも、何かを失ったからと言って、制限されたからと言って、悲観することはないのです。

まだまだ、私たちはもっています。

だれもがたくさんの良いものをもっているでしょう。

味わえる心があれば、いまあるものを味わえます。

楽しめる心があれば、いまあるものを楽しめます。

喜べる心があれば、いまあるものを喜べます。

目の前のものに感謝すれば、幸せは、いまここにあるのです。

「いまあるもの」を喜び感謝できれば幸せになれます。   (^.^)

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【出典】志賀内泰弘著『他人と比べない生き方』

自分らしいオンリーワンの生き方を薦める良書です。