いい考え方

辛いことはいずれハッピーエンドになる

「辛いことはいずれハッピーエンドになる」というアイディアが浮かんできたので、書いておきます。

▼そのきっかけですが、『人生で大切なことはすべて「書店」で買える』というちょっと刺激的なタイトルの本を読んだことにあります。

著者の千田琢哉さんは、作家で次代創造館の代表でイノベーション・クリエイターという肩書きの人です。

▼千田さんは、東北大学に入るまで漫画ばかり読んで、1冊の本も読んだことがない人でした。

それが、本屋さんで間違って手にとった1冊の本がきっかけで、大学4年間に、10000冊の本を読むほどの本好きな人になったのだそうです。

以来、読書がいかに人間を成長させるかを実感するようになりました。

「とにかくたくさんの良い言葉のシャワーを浴びることだ」と主張し、いま自著をどんどん書いている人です。

▼ところで、千田さんが本屋さんでたまたま出逢った本って何でしょう?

その後の人生をガラリと変えてしまった本ですから、千田さんにとっては、運命の本です。

気になりますよね。

それは、中谷彰宏さんの『昨日までの自分に別れを告げる』だそうです。

▼この本は私も読んだことがあります。

元気がでてくる良い本です。

前置きがだいぶ長くなってすみません。

この本に出てくる次の文章が「辛いことはいずれハッピーエンドになる」というアイディアが浮かんできた直接のきっかけなのです。

「コメディアンは、自分の不幸がネタになります。
不幸な目に出会うと、涙を流しながら、微笑むのです。
『これで、ネタができた』 と。
人は皆、人生のコメディアンです。
神様の前で、一幕の喜劇を演じているのです。
辛いことに出会ったら、ネタができたと喜びましょう。
そのネタで、いちばん最初に笑うのは、あなた自身なのです。」

▼なるほどなあ、と思いました。

辛いことがあっても、過ぎてしまえば、いずれ笑い話になります。

時間はかかるでしょうが、「あのときがんばっていてよかったなあ」
と思える日が、必ずやって来るのです。

▼それに、「神様の前で、一幕の喜劇を演じているのです」という文章にも共感できます。

シェークスピアも言っていたように、人間は皆、人生という舞台の俳優に似ていますね。

そこで演じる劇を誰かが見てくれているのです。

生まれてから死ぬまで、ずっと見てくれているのは、神様。

神様は、どこか遠くにいるのではなく、近くにいます。

たとえば、目の前の人、と言えば、もちろん、異論はあるでしょう。

でも、意識していてもいなくても、人間には、多少、神様の現存があるのです。

▼目の前の人を神様だと思って接すると、自分の何かが変わってきます。

その人の嫌なところだけでなく、いいところが見つかるようになります。

その人に喜んでもらおうとするようになります。

もっとその人を大切にするようになります。

目の前の人を笑顔にしようとすると、いま自分に辛いことがあっても、それはいずれ喜びに変わります。

▼ちょっと論点がずれてきたので、戻しましょう。

辛いことも楽しいことも人生には不可欠です。

辛いことなんかないほうがいいと思って当然ですが、それでも人生全体には必要なのです。

辛いことがあるから、人間は成長もするし、助け合いもするのです。

幸いこの人生という舞台では、必ず辛いこともあります。

それでいいのです。

光のあたる部分だけでなく陰の部分があるから素晴らしい絵画になるように、辛いことがあるから人生全体が輝くのです。

最後には、「終わりよければすべて良し」と思えるようになっています。

私たちの人生はハッピーエンドになるのです。

いま辛いことも幸せにつながっている。(^.^)

【出典】中谷彰宏著『昨日までの自分に別れを告げる』