いい話

「七夕伝説」の教訓とその後の誰も知らない物語

子どもの頃に聞いた、七夕のお話、私はいつも疑問に思うことがありました。

それは・・・・あとで書きますが、その前に、七夕のお話を思い出してみましょう。

七夕の伝説(一般的な話)

昔々、天の川の東に、織物を織るのがとても上手で美しい織姫がいました。

しかし織姫は年頃になっても、化粧もせず遊びにも行かず、織物ばかりをし続けるので、織姫の父である天帝(星の神様)はかわいそうに思い、婿探しを始めます。

一方その頃、

天の川の西には真面目に働く牛飼いの青年、彦星(ひこぼし)がいました。

天帝は彦星に「ぜひ、娘と結婚してくれ」と願い出ました。

彦星はその話を有り難く受け、ふたりは結婚することになりました。

ところが、結婚してからというもの、あれだけ一生懸命に働いていたふたりは、毎日天の川のほとりで話をするばかりで全く働かなくなってしまったのです。

怒った天帝はふたりを引き離し、「前のようにしっかり働くのなら、年に一度、7月7日の夜だけは会ってもよい」と告げたのです。

こうして、ふたりは別れ別れに・・・。

7月7日に会えるのを楽しみに、また一生懸命に働き始めました。

しかし、7月7日に雨が降ると川の水かさが増して川を渡ることができません。

すると、どこからかカササギという鳥の群れがやってきて天の川の中に翼をつらねて橋となり、ふたりを会わせてくれるのです。

七夕の伝説からの教訓

この話を受けて、子どもには、「仕事や勉強を怠けるのはよくないから、一生懸命やろうね」など、という教訓を伝えることになっているそうです。

しかし、私は、子どもの頃に思ったものです。

「互いに好きなのに、年に1回しか会えないのは、かわいそう」

「神様、あまりにも厳しいんじゃないの?」

と、今でもそう思っています。

あなたも、そう思いませんか?

思わなければいいのですが、もし、私のように思う人がいたら、

この伝説の続きの物語をご覧ください。

七夕の伝説(その後の誰も知らない物語)

織姫と彦星は、陰で泣いていました。

再び一生懸命に働き始めましたが、愛する人と会えない悲しみと寂しさを忍びながらのことです。

そんな辛い日々が何年も続いたある年の7月7日、織姫と彦星は意を決して、天帝に涙ながらに頼みました。

「お父さん、私たちは、あれから反省して、真面目に働くように心がけました。もう新婚のときのように浮かれて、仕事を怠けるようなことは決してしません。どうか、もう一度、ふたりで暮らせるように許してください。お願いします。」

天帝自身も、日々、やつれていく娘の様子に心を痛めていたので、ふたりの願いを聞き入れることにしました。

こうして、ふたりはまた天の川のほとりで、仲良く幸せに暮らし、可愛い子宝にも恵まれました。

以来、織姫と彦星は、年に1度、7月7日には、特別にまばゆく輝き、天空いっぱいに感謝の気持ちを表しています。

めでたし、めでたし

・・・・・・・・・・・

この話は、伝説ではありません。

私の創作ですから。(笑)

7月7日を、願いのかなう感謝の日にしたいです。(^.^)