うつ

1日3分でひきこもりを99%解決する効果的な方法

「うつ」と「不登校や引きこもり」は関連があります。

不登校や引きこもりで悩む保護者や本人は、日本では非常に多く、また長期化しています。

不登校や引きこもりを解決する良い方法があります。

その方法は、それ以前の子育て全般にも効果的です。

不登校や引きこもりは長期化すれば、元に戻るのがだんだん難しくなりますから、対処するのは早いほうがいいです。

『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』

不登校や引きこもりで悩んでいる保護者のためにも、そうでない人のためにも、子育ての悩みを解決するのに役立つ本をご紹介します。

森田直樹著『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』

著者の森田直樹先生は、本当に不登校を99%解決してきた人です。

そのプロフィールは・・・

昭和27年生まれ。香川県公立小学校から瀬戸内短期大学准教授を経て、現在、香川大学教育学部付属坂出学園スクールカウンセラー。 鳴門教育大学大学院学校教育修了・香川大学大学院学校臨床心理修了。教育学修士。スクールカウンセラー/「キッズカウンセリング寺子屋教室」主宰

森田先生が不登校を解決してきたというより、森田先生の支援の下に、保護者や子どもたちが不登校を解決してきたと言うほうが正確です。

保護者の協力が得られた場合は、ほぼ100%再登校していますし、再度不登校になる子どもはいないそうです。

不登校が解決する方法と3つのポイント

その方法は、至ってカンタンです。

「一日たった3分間、子どもと関わる」だけです。

ポイントは、3つです。

1 自信の水をつくる。

2 コンプメント(「よさ」に気づかせる)。

3 観察記録をつける。

これらのことは、表現は違いますが、私も講演などでお伝えしていることと本質は同じだと思いました。

ですから、よくわかります。

ただし、森田先生の方法は、より具体的です。

実行し、継続すれば必ず良い結果がでます。

現実に、ほぼ100%、不登校が解決しているのです。

なぜ不登校が解決するのか

本の内容を要約してご紹介しましょう。

子どもが不登校になると、普通、親は不安になり、

「どうしてだろう?」
「いじめだろうか?」

「勉強についていけないからだろうか?」
「私の育て方に良くないところがあったのだろうか?」

などと、不登校の理由(原因)を探すものです。

しかし、不登校の理由(原因)を探しても、ほとんどの場合、子どもが登校できるわけでありません。

もちろん外的な要因は理由としてありますが、大事なのは、子どもの心の中です。

森田先生は、子どもが登校できるようになるのは、子どもの心のコップにある「自信の水」を増やすことだと言います。

自信に満ち溢れて活動的な子どもは心の中のコップが大きく強くてたくさんの自信の水を蓄えています。

少々のストレスでも、この自信の水は少ししか減りません。

不登校の子は、この自信の水がほとんどない状態です。

植物も水が不足すれば、しおれてしまうでしょう。

自信の水が増えば、活き活きとしだし、子どもは登校という活動ができるようになるのです。

自信の水を蓄えるのに大事なのは、子どもの持つ「良さ」に気づかせることです。

この「良さ」を本人は気づいていないのです。

そのために親(特にお母さん)が、まず子どもの「良さ」に気づく。

そして、その「良さ」を言葉で伝えます。

その際、その場でお母さんが見聞きした子どもの言動(事実)に、お母さんの嬉しさを付け加えるのです。

「・・・で、お母さん、うれしい」というように。

そして、その子を観察していいこと・能力に気づいたら、言葉で承認するのです。

「・・・という力があって素晴らしいね」というのです。

「うれしい」という愛情

「力がある」という承認

愛情と承認によって自信の水をたくさん入れるのです。

愛情と承認の言葉で包んで「良さ」を伝えれば、子どもの心のコップに溜まっていきます。

たとえ子どもの変化に気づかなくても、ひたすらコンプリメントしなければなりません。(1日3つ以上)

その言葉を一日の終わりに観察記録としてノートに書きます。

子どもの心に自信の水が溜まっていると信じて続けることができれば、再登校に導けます。

子育て全般に通用するやり方

これは簡単で、効果がある方法です。

しかも、子育て全般に通用するやり方だと私も考えています。

この前の日曜日、ある会合で、中学校の校長を何年か勤めて、現在は教育員会で働いていらっしゃる先生とお会いしました。

その先生は、小学校1・2年生のとき不登校でほとんど学校に行かなかったそうです。

3年生になって若い男の先生が担任となり、学校が楽しくてたまらなくなったとのこと。

やんちゃさを良いところだと承認してもらえたからだと思います。

良さを認められると人は変わります。

子どもよりも効果に時間は必要ですが、これは、大人も同じだと思います。

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【出典】森田 直樹 著『不登校は1日3分の働きかけで99%解決する』

不登校で悩まれている保護者の方にお勧めします。