この記事は、「ふつうの人」が、仕事でもっと「うまくいく人」に変わるための小さな習慣を紹介するものです。
対象読者は、まだ社会人として日の浅い、特に入社3年目までの若い人ですが、場合によっては、新人社員を指導する若きリーダーや経営者の方にも役立つでしょう。
企業としての職種や規模が違いはあり、多少ご自分の会社に合わない表現があるでしょうが、様々な人と関わっていく社会人として基本は同じです。
どんな職業の人からも、貪欲に学べる人が強いのです。
実行すれば、あなたは確実に仕事上の意欲やスキルが向上し、人間関係がよくなっていきます。
その結果、あなたの仕事はもっとうまくいくようになっていきます。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
★本記事のスタイルとしては、まず
〇ふつうの人の例
◎うまくいく人の例
をあげています。その後、【解説】をし、最後の【まとめ】を入れています。
どうかあなたも前向き積極的に学び、社会人としての自分をどんどん伸ばしていってください。
整理整頓でスッキリしよう
自分の机の上はどうなっているか?
〇ふつうの人
パソコン、いまとりかかっている書類や資料、懸案中、保留中の仕事の書類などが所狭しと置かれている。
◎うまくいく人
いろいろなものが置かれながらも、整理整頓されている。
いらない物を処分することを整理といい、必要なものをいつでも取り出せるようにしておくのが整頓です。
あなたの机の上が整理整頓されていると、まわりの人にとってもよいのです。
あなたの机は主にあなたが使用していますが、あなただけの仕事スペースではありません。
机の上には、あなたが不在のときに、顧客や取引先、上司や他の部署からの書類や連絡のメモが置かれることがあります。
つまり彼らとの共有の仕事スペースでもあるのです。
机の上に書類が散乱していたり、資料が山積みになっていたりすると、新たに書類やメモを置く人は、ちゃんと読んでもらえるのかと不安になります。
置く場所もないくらい机の上が散らかっていると、どこに置けばいいかのか途惑ってしまいます。
でも、整理整頓されていると、気持ちよく置けるのです。
まずは、机の上を整理整頓する。
次は、机の引き出しを整理整頓する。
それはすぐに目につくので、まわりの人のよい模範にもなります。
そして、職場の仕事をする雰囲気をよくしていきます。
●あなたの机が職場の鏡!
進んで電話をとろう
忙しいときに電話がかかってきたとき。
〇ふつうの人
近くであれば自分がでるが、そうでなければ誰かが出るのを待っている。
◎うまくいく人
すぐに動く。
電話番の社員が決まっている会社は多いのですが、心構えとしては電話がかかってきたら、若いあなたの出番です。
みんな、自分のかかえている仕事で忙しいので、電話のコールが鳴り響くと、早く誰か出てくれないかなと思います。
そういうときは、状況を察して、あなたが動きましょう。
距離は関係ありません。
遠くても、コール3回以内で受話器をとるつもりでいましょう。
あなたが電話をとっても、誰も何も言わないかもしれませんが、助かるのです。
ただし、電話のすぐ近くにいる先輩社員には、あらかじめ「私がでしゃばって取っていいでしょうか」とお断りしておくことも大切です。
先輩社員、特に女性が、「じゃあ、お願いするわ」と喜んでくれれば、どんどんとっていいのです。
若いあなたが電話の応対をすれば、社内にも社外にもフレッシュさが伝わります。
それに、電話をとることで、どんな取引先があるか、誰がどんな仕事をしているか、わかるようになってきます。
研修で習った電話作法を身につける実践の場にもなります。
あなたも勉強のつもりで、積極的に電話をとりましょう。
●電話番は社会勉強