いい言葉

折れない心を育てる言葉(永六輔、有島武郎、ヘレン・ケラー)

紹介する言葉は、偉人や賢人の言葉・名言・格言など、きっと心に響き、そして心の糧になる言葉です。

ちょっとした空き時間や待ち時間に、スマホなどで読めるように短い解説を加えています。

これらの素晴らしい言葉にふれ親しむことで、あなたは自分の心に生きる勇気と希望をきっと見出すことでしょう。

永六輔の言葉

叱ってくれる人がいなくなったら、

探してでも見つけなさい。

永六輔 1933~

タレント・作詞家・エッセイスト

叱られると、嫌な気持ちになるものですね。

誰でもそうです。

言い訳したくなったり、反抗的な気持ちになったりするときもあるでしょう。

でも、ときには叱られることは私たちには必要なのです。

自分の甘さや自分が怠けていることなど、人から言われないと気づかないし、直せないことが誰にでもあるからです。

叱られても、ふてくされず、きちんと受けとめられれば、人間として成長していきます。

おこないを反省すれば、さらに進歩していけます。

会社に入っても、見込みのある人、期待されている新人はよく叱られます。

もしも全然叱られなくなったのなら、相手にされなくなったということです。

そうなれば、それ以上、成長できなくなるかもしれません。

自分を叱ってくれる人がいるのは、実は、有難いことなのです。

有島武郎の言葉

前途は遠い。そして暗い。

然し恐れてはならぬ。

恐れない者の前に道は開ける。

行け。勇んで。小さき者よ。

有島武郎  1878~1923 

作家 代表作『生れ出づる悩み』

遠い未来に輝く夢をめざすあなたも、まだ「小さき者」かもしれません。

暗くて長い道のりを歩くのは、不安があることでしょう。

でも、恐れてはなりません。

怯んではなりません。

たじろいではなりません。

 まず一歩を踏み出しましょう。

 その道を歩み始めましょう。

勇気をもって。

 少しずつ。

 笑顔で。

 歩み続けることで、私たちの夢はかないます。

【出典】有島武郎著『小さき者へ』

ヘレン・ケラーの言葉

すべてのことに素晴らしい点があります。

暗闇にも、静寂にも。

私は学びました。

どんな状況に置かれても、そこに満足を見いだすことを。

ヘレン・ケラー 1880~1967

アメリカの社会福祉事業家 

「見えない、聞こえない、話せない」という三重苦を克服したヘレン・ケラーは、私たちに希望をあたえます。

彼女は、目が見えないことからくる暗闇も、耳が聞こえないことからくる静寂も、否定的に考えようとはしません。

どんなときにも、どんな状況でも、良いところを見いだそうとするのです。

もちろん満足したまま、何もしないわけではありません。

彼女は大学で積極的に学び、その後、社会福祉家として世界中をまわって、障害に苦しんでいる人々を励まし続けました。

ヘレン・ケラーは言っています。

「ひとつの幸せのドアが閉じるとき、もうひとつのドアが開く。しかし、私たちは閉じたドアばかりに目を奪われ、開いたドアに気づかない。」

目をこらして、見渡してみましょう。

どんな状況でも、幸せにつながるドアがあるものです。

【出典】ヘレン・ケラー著『わたしの生涯』(角川書店)