この記事は、「ふつうの人」が、仕事でもっと「うまくいく人」に変わるための小さな習慣を紹介するものです。
対象読者は、まだ社会人として日の浅い、特に入社3年目までの若い人ですが、場合によっては、新人社員を指導する若きリーダーや経営者の方にも役立つでしょう。
企業としての職種や規模が違いはあり、多少ご自分の会社に合わない表現があるでしょうが、様々な人と関わっていく社会人として基本は同じです。
どんな職業の人からも、貪欲に学べる人が強いのです。
実行すれば、あなたは確実に仕事上の意欲やスキルが向上し、人間関係がよくなっていきます。
その結果、あなたの仕事はもっとうまくいくようになっていきます。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
ご紹介する小さな習慣や考え方は、どの業務の方にも応用できるごく当たり前のことです。
★本記事のスタイルとしては、まず
〇ふつうの人の例
◎うまくいく人の例
をあげています。その後、【解説】をし、最後の【まとめ】を入れています。
どうかあなたも前向き積極的に学び、社会人としての自分をどんどん伸ばしていってください。であれば、さらに会社や社会に貢献できるひとになっていきます。
毎日、文章を書こう
〇ふつうの人
文章を書くのは、ちょっと苦手。
自分の言いたいことがうまく書けない。
◎うまくいく人
文章を書くのは苦手だけれど、書いているうちにうまくなると確信している。ともかく毎日書く。
「どうして、そんなに分かりやすい文章がかけるのですか」と聞かれることがあります。
これは、私にとってうれしい質問です。
なぜなら、書くときに第一に心がけているのは、「読みやすく、分かりやすく」ということだからです。
そういう気持ちは、学級通信を毎日のように書いていた教師時代からありました。
文章読本の類を数多く読みながら、分かりやすい文章になるように工夫しつつ書いていったのです。
そうしていると苦手で面倒だった書くことが、だんだん楽しくなり好きになってきたのです。
「読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする」と、フランシス・ベーコンは言いました。
「読む」、「話す」、「書く」のどれも大切ですが、このうち最も努力を要するのは「書く」ことです。
ですから、書くことは、人をグングン成長させます。
自分のもっている潜在能力を高めていきます。
たとえば、次の3つ。
1、書くためには、知識や情報を構成していく作業をするので、編集力が高まる。
2、考える作業ができ、思考力が高まる。
3、自分の考えを言葉によって表現でき、コミュニケーション能力が高まる。
書けば書くほど、力は積み上げられてきます。
●文章力は、編集力・思考力・コミュニケーション力を高める
聴くだけでなくメモをとろう
講演を聞くとき。
〇ふつうの人
有名な人の講演を直に聴けて嬉しく思う。せっかくだから、いい話を聴きたいなと思う。
◎うまくいく人
講師が無名の人であっても、積極的に何かを学び活用したい。そのためにも、メモをとる。
ライブはより感動的です。
生で講演を聴くのは、講演者の本を読むのとはまた違った感動を得られるものです。
講演者の顔や姿を直に見ながら、肉声を聞くことで伝わってくるものがあるのです。
講演を聴きに行ってから、その人の本を読むと、いままでは見えてこなかったものが読み取れることもあります。
あなたも、「この人だ!」と思う人の講演会があれば、聴きに行ってみることをおすすめします。
自分が聴きたい人の話なら、タイムリーにあなたの心を刺激し、あなたを高めるきっかけになります。
「せっかくだから、何か自分にプラスになることを学んでこよう」という意識で聴くと、どんな話でも必ず得るものがあります。
私は講演では必ずメモをとります。
話に感動しても、時間がたてば内容を忘れます。
聴いたことを活かすためには、自分なりのメモかノートに自分が「これだ!」と思ったことを残しておくのです。
そのメモを後で見直せば、役に立ちます。
●気づきメモが自分を高める