いい言葉

明るい気持ちになれる言葉(立原道造、ダ・ヴィンチ、『聖書』)

紹介する言葉は、偉人や賢人の言葉・名言・格言など、きっと心に響き、そして心の糧になる言葉です。

ちょっとした空き時間や待ち時間に、スマホなどで読めるように短い解説を加えています。

これらの素晴らしい言葉にふれ親しむことで、あなたは明るい気持ちになれるでしょう。

立原道造の言葉

夢みたものは ひとつの幸福

ねがったものは ひとつの愛

それらはすべて ここに ある と          

立原道造 1914~1939

昭和時代の詩人

 幸福も、愛も、すぐ近くにあるのに、気づかないことがあります。

 失ってみて、気づく。そういうことが多いのです。

 健康の有難さは、病気になるといっそうわかります。

 食事ができる有難さは、食べる物がなくなるといっそうわかります。

 家族の有難さは、家族がいなくなってみるといっそうわかります。

 友だちの有難さは、ひとりぼっちになるといっそうわかります。

 当り前だと思っていると、感謝することはできません。

 身近なものに感謝しましょう。

すると、いっそう幸せを感じることができます。

身近な人に感謝しましょう。

すると、いっそう思いやりや愛を感じることができます。

一日に何度も感謝しましょう。

すると、幸福も、愛も、心の中に満ちていきます。

【出典】立原道造 詩集『優しき歌Ⅱ』

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ダ・ヴィンチの言葉

世界はいろいろなことを教えてくれる。

神よ、ありがとう。

レオナルド・ダ・ヴィンチ 1452~1519

イタリアの芸術家

レオナルド・ダ・ヴィンチは、「モナ・リザ」「最後の晩餐」などの絵画でも有名な芸術家です。

絵画だけでなく、彫刻、建築、発明でも優れた才能を発揮した万能の天才です。

ダ・ヴィンチは、自然や人間に人一倍興味をもち、よく観察して、どんなことからも積極的に学んでいきました。

おもしろいと思ったことは、すぐに何でもメモをする習慣があったそうです。

 学ぼうとする姿勢があるなら、自然や世界は素晴らしい教室になります。

学ぼうとする姿勢があるなら、まわりの人は何かを教えてくれる先生となります。

この世のすべては、いろいろなことを私たちに教えてくれます。

感謝の気持ちをもって、積極的に学ぶなら、世界中が教室になり、すべての人が先生になるでしょう。

『聖書』テサロニケ人への第1の手紙

どんなことにも感謝しなさい。

これこそ、キリスト・イエスにおいて、

神があなたがたに望んでおられることです。

どんなことにでも感謝できる人は、謙虚な人です。

当たり前の事をしてあげても、喜んでくれます。

自分のような者にこんなによくしてくれて本当に有り難いと感謝します。

どんなことにでも感謝できる人は、寛容な人です。

他の人だったら傷つくようなことを言われても、笑って許します。

自分では気づかないことを教えてくれたと頭を下げて感謝します。

どんなことにでも感謝できる人は、幸運の人です。

起こりうることは、みんな自分のためになると考えています。

自分の幸運は神さまやまわりの人のおかげだと心から感謝しています。

感謝の心は、自分やまわりの人を幸せにします。

いつも感謝の心を忘れないでいたいものです。

【出典】『聖書』テサロニケ人への第1の手紙5-18

最後に、私の言葉

 

いい言葉がいい笑顔を生みます。

笑顔なら、「はい」と素直に言えます。

笑顔なら、「がんばります!」と前向きに言えます。

笑顔なら、「お願いします」と信じて言えます。

笑顔なら、「おかげさまで」と感謝できます。

笑顔なら、「ごめんなさい」と反省できます。

笑顔なら、「どうぞお先に」と謙虚に言えます。

笑顔なら、「がんばりましょう」と励ましあえます。

笑顔なら、「だいじょうぶ」と受けとめられます。

笑顔なら、「楽しいです」と感動できます。

笑顔なら、「うれしいです」と感激できます。

笑顔なら、「よかったね」と喜びあえます。

笑顔なら、「ありがとう」と明るく言えます。

いい笑顔がいい言葉を生みます。

いい言葉がいい笑顔を生みます。