いい言葉

勇気が湧いてくる言葉(高橋尚子、アインシュタイン、永井隆)

紹介する言葉は、偉人や賢人の言葉・名言・格言など、きっと心に響き、そして心の糧になる言葉です。

ちょっとした空き時間や待ち時間に、スマホなどで読めるように短い解説を加えています。

これらの素晴らしい言葉にふれ親しむことで、あなたは生きる勇気が湧いてくるでしょう。

高橋尚子の言葉

何も咲かない寒い日は、

下へ下へと根を伸ばせ。

やがて大きな花が咲く

高橋尚子  1972~

元マラソン選手 シドニー五輪金メダリスト

高橋尚子選手が、高校時代の恩師から贈られ、ずっと大事にしている言葉です。

蒔かれた種は、すぐに花を咲かせるわけではありません。

土の中で根を張り、茎を伸ばし、葉を茂らせ、つぼみをつくり、

そして時期がくれば、花を咲かせます。

だから、

努力しても、何の成果がないように思えるとき、

辛いときも、苦しいときも、悔しいときも

誰にも見えないとことで根を張り、あなたはぐんぐん成長しているのです。

いつかあなたがたくさんの花を咲かせ、たくさんの実を結ぶために……。

アインシュタインの言葉

私には、特殊な才能はありません。

ただ、熱狂的な好奇心があるだけです。

アルベルト・アインシュタイン 1879~1955

アメリカの物理学者

20世紀最高の科学者と言われ、ノーベル物理学賞を受賞したアインシュタインは、子どもの頃は落ちこぼれでした。

担任教師から「彼は知的な作業は向きません」と言われたくらいです。

しかし、父親は落ちこぼれのわが子を心から信じ、こう言って励ましました。

「人間に生まれてきたというだけで、神様から選ばれた子なのだ。必ず、何か役割をもっている。おまえも、きっと立派な人間になる」

この言葉に励まされて、その子はいつしか世界の頭脳と呼ばれる人物になりました。

アインシュタインには、普通の人には理解できないような熱狂的な好奇心があったのですね。

「なぜだろう」

「どうして?」

「もっと知りたい」

あなたも自分が不思議に思ったり、知りたいと思ったりしたことを追究していくと、自分の能力をぐんぐん伸ばすことができます。

永井隆の言葉

働ける限り働く。腕と指は動く。書くことはできる。

永井隆 1908~1951

作家・医師 代表作品『長崎の鐘』

永井隆博士は、放射線医学の研究と治療のために白血病にかかり、あと3年しか生きられない宣告されました。

その直後に長崎で原爆を受け、愛する妻と家や財産を一瞬にして失います。

しかし、悲しみのどん底の中を、自分も病気でありながら、人命救助と医学の発展に尽くしました。

その後、博士はついに倒れ、動けなくなります。

「如己愛人」(己の如く人を愛する)という博士のモットーから名づけた如己堂という

二畳一間の家に移り住み、寝たきりの生活をしました。

けれども、「働ける限り働く。腕と指は動く。書くことはできる」と、病床で短い期間に驚くべき量と質の高い本を書き続けました。

それらの本や永井博士の生き方は、映画や歌にもなり、敗戦で悲しみに沈む日本人の多くに希望を与え、励ましたのです。