いい言葉

大切なことに気づける言葉(高杉晋作、ブッダ、イエス・キリスト)

紹介する言葉は、偉人や賢人の言葉・名言・格言など、きっと心に響き、そして心の糧になる言葉です。

ちょっとした空き時間や待ち時間に、スマホなどで読めるように短い解説を加えています。

これらの素晴らしい言葉にふれ親しむことで、あなたは大切なことに気づき、生きる勇気が湧いてくるでしょう。

高杉晋作の言葉

面白き事なき世を面白く 住みなすものは心なりけり    

                   辞世の歌

(面白いことのない世のなかを面白く生きていくのは、心の持ち方次第である)

高杉晋作 1839~1867

幕末の志士

この歌は高杉晋作が亡くなる前に、上の句を晋作が詠み、下の句を晋作を看病していた野村望東尼という人が詠んだ合作だと言われています。

高杉晋作は、江戸時代幕末に長州(いまの山口県)で農民中心の軍隊(奇兵隊)を作り、新しい世の中を作るために大活躍した武士です。

晋作は戦や組織作りに才能があったのですが、子どものような好奇心と冒険心の持ち主でもあったようです。

世の中を面白くない、つまらないと嘆くのは簡単です。

面白くするために、何ができるかと、常に自分に問いかけ、働きかけるなら、何かが変わってくるのです。

ブッダの言葉

意味のない千の言葉よりも道にかなうたったひとつの言葉の方が価値がある その言葉は、それを耳にした者に平安をもたらす

ブッダ(ゴータマ シッダールタ)

紀元前463年頃~前383年頃 仏教教祖

わたしたちのまわりには言葉があふれています。

千の言葉、万の言葉をわたしたちは、毎日、耳にしたり、目にしたりします。

そのなかには、あなたにとって輝く言葉があるのでしょう。

あなたの心を立ち止まらせ、あなたの心をふるわせ、あなたの心を動かす言葉があるのでしょう。

あなたはその言葉で勇気づけられ、希望を見出し、生きる力を得ます。

本を読むこと。

人の話を聞くこと。

自ら進んで求めるなら、いまのあなたに必要な言葉にきっと出会えます。

イエス・キリストの言葉

だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。

 イエス・キリスト

 紀元前4年頃~紀元後29年頃  キリスト教教祖

これは、イエスが語る「隣人愛」(身近な人への愛)を表した言葉です。

日本ではよく、「人に迷惑をかけないように」と言われます。

これはとても大切なことだと思います。

けれども、「……しない」という控えめな態度も大切ですが、それだけはなんとなく物足りないような寂しいような気がします。

もう一歩踏み込んで、「自分がしてほしいことを他人にもしてあげる」という積極的なふれあいにこそ温かな人間らしさを感じませんか。

たとえば、バスや電車に乗ったときは、お年寄りの方がいらっしゃったら、席をゆずってさしあげる。

重い荷物を抱えたお年寄りが階段を登ろうとされていたら、手伝ってさしあげる。

そういうちょっとした行いも、この言葉にこめられた隣人愛ではないでしょうか。

【出典】『聖書』マタイによる福音書7-12