疲れたら、休む。これは自然です。
昼間働いたら、夜は寝る。これも自然です。
休めば、疲れは癒されます。
休むべきときには、休んだほうがいいのです。
休んだほうが仕事の効率はいい
神様は、この世界を作るとき、週に1度の安息の日を設けられました。
本来、1週間に少なくても1日は休むように、人間の体も心もできているのです。
休みなく働くと、効率がいいかというと決してそうではありません。
毎日働きずくめだと、仕事の効率は落ちてきます。
逆に定期的に休みを取ったほうが、仕事の効率は上がります。
『人を動かす』『話し方入門』などの著書でも知られるデ-ル・カ-ネギ-は、『道は開ける』の中で一章を割いて、このことを力説しています。
人間は活動し続ければ、疲れます。疲労は一旦たまると驚くべき速度で蓄積するのです。そして次第に活動をにぶらせます。
「疲労と悩みとを予防する第一の鉄則は、たびたび休養すること。疲れる前に休息せよ」
とデ-ル・カ-ネギーは言うのです。
そして、働き続けるよりも途中で休憩を入れた方がいかに仕事の能率が上がるかを、様々な実例や実験結果をあげて説明しています。
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休めるように気を配る
スティーブン・R.コヴィー博士の名著『7つの習慣』の7つ目の習慣は、ご存じでしょうか。「刃を研ぐこと」つまり「次の活動の準備として休むこと」です。
少し働き過ぎの傾向がある人とその家族の方は、「お互い休みをとるのは大事だ」と頭に入れておいた方がよいことですね。
家族が働き過ぎて病気になったりしたら大変です。
疲労のため、イライラしたり、塞ぎこんでしまったり、始終憂鬱そうな顔をしていたりしたら、家族生活にうるおいがなくなります。
身も心もすり切れてノイロ-ゼになる前に、お互いに適度に休むことにしてはどうでしょう。