2011年に関西電力さんの社内報「関西電力新聞」に隔月で5回のエッセー連載を依頼されました。
社員の皆さんが、明るく元気で前向きな気持ちになれるようにとのことで、喜んで執筆させていだきました。
では、職場でも、仕事や人間関係を通してハッピーになれるヒントです。
そのうちの2つをご紹介します。
笑顔になれる
あなたのおかげで
まわりの人が
笑顔になれる
あなたが笑顔だと笑顔が返ってきます。
あなたの気持ちがやさしいと、やさしさが返ってきます。
返ってこないときがあってもだいじょうぶ。あなたのおかげで、別の人がハッピーになれます。
なんだか疲れていて、笑顔になれそうにない。悲しくて笑顔になれそうにない。
そんな時もあるでしょう。
でも、そんな時こそ、あなたの笑顔はとても輝いています。
あなたの笑顔は思いやりです。
笑顔のあいさつ。笑顔の返事。
あなたの笑顔を見ると、みんなが元気になれます。
あなたが笑顔で仕事をすると、まわりの人もハッピーになれます。
そして、いいことが起こります。
あなたの思いやりが伝わり、まわりの人を幸せにしているのです。
★ハッピーになれるヒント★
あなたの思いやりを笑顔で表そう。
2011年2月号「関西電力新聞」より
上を向いて歩こう
涙がこぼれそうなとき、
前に向かって
上を向いて歩こう
歌「上を向いて歩こう」は、日本でのヒットを受けて、1963年に「SUKIYAKI」というタイトルで全米発売され、その後、世界中で大ヒットした曲です。
なんと世界69カ国で、これまでに推定1300万枚以上の売り上げを記録しているとのこと。作詞は永六輔、作曲は中村八大で歌は坂本九、後に「六・八・九トリオ」と呼ばれた三人の最初の歌でした。
詞は、永六輔さんがある日落ち込んでいる時に、俳優の中村メイ子さんがかけてくれた言葉がきっかけで生まれました。
「クヨクヨしててもしょうがないじゃないの、泣きたい時には上を向いて歩きなさい」と。
確かにそうですね。辛い時、苦しい時、うつむいていても何も解決しません。
そんな時はね、上を向くのです。空を見上げて立ち上がりましょう。
前へ一歩を踏み出しましょう。
歩き始めると、気分がだんだん晴れてきますよ。
そして、笑顔を取りもどせます。
幸せは胸をはって歩く人につかめるのです。
★ハッピーになれるヒント★
上を向いて、歩こう!
2011年6月号「関西電力新聞」より