クリスマス劇・映画・講話でも、おなじみの名作『もう一人の博士』が、待望の絵本になりました!
アメリカの牧師ヘンリー・ヴァン・ダイクが、マタイ福音書25章31節以下のメッセージをみごとな物語に形作った名作『もう一人の博士』を絵本にしたいと願ってきました。
物語と大事なメッセージを幼児にもわかるような言葉で表し、おむらまりこさんが幻想的な美しい絵を描いてくださり出来上がりました。
この物語は、年齢に応じて小・中・高校生にも、大人にも深く感じ入るものがあると考えています。宗派を問わず、どうか多くの方に読んでいただきたいと願っています。
内容紹介
救い主に捧げるため、自分の全財産を売って、三つの宝石を用意したアルタバン。
でも三人の博士たちに遅れてしまった彼は、ひとりで救い主を尋ね求めて、
33年間も放浪の旅を続けます。
途中で、困っている人たちのために大事な宝石を使ってしまい、
残りはたったひとつになってしまいます。
老いたアルタバンは、とうとうエルサレムにたどり着きます。
さあ、そこで出会ったのは・・・。
感動的なラストシーンに、きっと心が震えます。
いつかの場面紹介
アルタバンは仲間をさそうが、断られて一人で旅立つ。
途中、病に倒れている男に出会う。
男を助ける。
三人の博士との約束に遅れ、一人で砂漠を渡る。
ベツレヘムに着く。 しかし・・・。
2つ目の宝石で、ヘロデ王の殺戮(さつりく)から、赤ちゃんの命を救う。
エジプトを探し回るが、どこにも救い主は見つからない。
33年を経て、エルサレムにたどり着いたアルタバンに、思いがけない事故が起こる。
そのとき、空から美しい声が聞こえくる。
その後、アルタバンは・・・。
著者紹介
◆原作 ヘンリ・ヴァン・ダイク(Henry van Dyke 1852~1933)
アメリカ合衆国の牧師・作家・プリンストン大学英文学教授。多くの短編を残したが、『もう一人の博士』(1896年刊行、新教出版社から1983年に邦訳出版)は、キリスト教文学の世界的傑作と言われる。日本でも、「四人目の博士」「アルタバン物語」などの題で、本や講話などで紹介され、映画、演劇、紙芝居などで演じられてきた。
◆文 中井俊已(なかい・としみ)
作家・教育評論家・平安女学院大学客員教授。長崎大学在学中、ローマにて聖ヨハネ・パウロ二世教皇より受洗。小中学校に23年間勤務後、執筆・講演活動に専念。著書に、『マザー・テレサ愛の花束』(PHP研究所)『永井隆』(童心社)『ながさきアンジェラスのかね』(ドン・ボスコ社)など多数。
◆絵 おむらまりこ
目黒星美学園小学校図画工作科講師。武蔵野美術大学大学院修了。多摩秀作美術展(佳作賞)、ART BOX大賞展(遠藤彰子賞)など受賞。著書に、 絵本『たいせつなおくりもの』『ヨハネ・ボスコのたいせつなゆめ』『ながさきアンジェラスのかね』(以上、ドン・ボスコ社)、『マザー・テレサ 愛と祈りをこめて』(PHP研究所)など。
ご購入の方法
『もうひとりのはかせ』中井俊已 文 おむらまりこ 絵
<対象:幼児〜大人> 上製A4変版 32頁
定価(本体1400円+税) 発行 新教出版社
1.つぎのネット書店でご購入できます。
アマゾン 楽天 教文館
2.一般書店には置いてないと思いますが、注文してお取り寄せができます。
3.キリスト教書店には置いていただく予定です。
4.直接、出版社(新教出版社のサイト)からご購入できます。(別途送料がかかります)
あなたにも、神さまのお恵みが豊かにありますように!