いい習慣

今日から幸せな気持ちになれるコツ

出版社に読者さんからのお手紙が届き、先日、私のもとに転送されてきました。

手紙って、ドキドキします。

差出人は、「中井先生の本を読んで幸せなSK」とありました。

全然知らない人です。何が書いてあるんだろう?

封を開けて読んでみると、とても嬉しい内容でした。

皆様にもご紹介したいと思いました。
この手紙から、「幸せな気持ちになれるコツ」が学べるからです。

幸せな気持ちの読者さんから

ふらっと入ったコンビニでこの本を見つけ、「『ハッピーになろうよ。』って一体どんな本なんだ?」と何気なく買いました。

今日は一人で晩ご飯。ご飯を食べ終え、はじめはこの本をペラペラめくりながらテレビを見て・・・

しかし読み進めていくうちにどんどん本に引き込まれて、テレビを消して、あっという間に読んでしまいました。

読み終えたらなんだかわからないけれど幸せな気分で、この気持ちを誰かに伝えたくて、友達にメールをし、こんなお手紙まで書いてしまいました。

私は、去年の9月に結婚しました。

結婚してすぐの頃は、

(中略)

ちょっとしたことがとても楽しく幸せでした。

しかし、日が経つにつれ、変化のない毎日に

「ご飯を作ってあたり前、掃除をしてあたり前、私って何だろう・・・」

と思うようになってしまいました。

(中略)

大好きな仕事をやめ、毎日毎日、だんなさんの為に・・・「私は一体何なの~!!」とストレスがたまり、イライラ、イライラ

私がイライラしているので、だんなさんとも喧嘩の毎日でした。

しかし、ふっと思ったのです。

「私は文句ばかり言うけれど、だんなさんは毎日文句を言わず、一生懸命お仕事をしている、これではいけない!!」と・・・

そして、私は何てぜいたくなんだろうって。

それから考え方を変えてみると、幸せはいっぱいころがっていて

朝起きたら、だんなさんが隣で寝てる 幸せ

歯磨きしたら、同じスピードでゴシゴシしてた 幸せ

お弁当作ったら、全部食べてくれた 幸せ

今日も無事に帰ってくれた 幸せ

私は幸せに囲まれていたんだ~と思いました。

そして、私にこんなに沢山の幸せをくれるだんなさんに感謝しなくてはならないと思いました。

今日は、だんなさんは会社の方と飲みに出掛けていないので、明日、朝一番に「ありがとう~!!」って言おう!! (^^)

毎日、沢山の幸せをくれるだんなさんと、今、こんなに素敵な気持ちにして下さった中井俊已先生に感謝、感謝

この本に出逢えて本当によかったです。
ますます幸せになれそうです。

ありがとうございます。

(この文字のまわりには、10個くらいのハートの絵が飛んでいました・・中井)

急にお手紙を書いてしまってごめんなさい。
どうしてもお礼の気持ちが伝えたくて書いてしまいました。

中井先生、ありがとう!!

SK

SKさん、嬉しいお手紙をくださってありがとう!!

さらに、このブログでご紹介させていただき、ありがとうございます。  (^.^)

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「幸せな気持ちになれるコツ」を学ぶ

では、皆様、私たちは、SKさんのお手紙から、「幸せな気持ちになれるコツ」を学んでいきましょう。

自分で「これではいけない」と思う状態にいるとき、その状態を変えるには、何かきっかけが必要ですよね。

人と会うこと、お話を聞くこと、本、映画・・・何がきっかけとなるかわかりません。

SKさんの場合、きっかけは、たまたまコンビニで見かけた私の本でした。

(ラッキーでしたね、お互い・・・)

幸いにSKさんは、『ハッピーになろうよ。』を読んで素直な気持ちになれました。(たぶん、もともと素直な人なんだと思います)

そして、自分自身とまわりの人を見つめ直す時間が持てたのだと思います。

すると、不平不満でイライラしている自分に対して、まわりの人(だんなさん)が、どれだけ自分を大切に思ってくれているかに気づけました。

日常の何気ないことのなかにも、幸せの種は、いっぱいあることにも気づけました。

そうすると、

「私は幸せに囲まれていたんだ~」

と、感謝の気持ちでいっぱいになれたのです。

さらに、その感謝を表わそうと決心すること、実際に、お友だちや見知らぬ著者にもその気持ちを伝えることで、もっと幸せな気持ちになれたのではないでしょうか。

以上を短くまとめると・・・

 ●自分とまわりの人を素直に見つめ直す。(反省する)

 ●自分の幸せに気づく。(恵まれていることに目を向ける)

 ●まわりの人に感謝する。(感謝を伝える)

そうすると、ますます「幸せな気持ちになれる」のです。

ふと思い出した感謝の話

ところで、いま、関係ありそうな話を思い出しました。

昔、ある神父さんに聞いた実話です。

・・・・・・・・・・

戦後間もない、日本が貧しかった頃のことです。

来日したその神父さんは、教会の子どもたちに何かのご褒美でオレンジジュースをおごってあげました。

当時、ジュースはめったに飲めない貴重なものでした。

子どもたちはとても喜び、「ありがとう、ありがとう・・・」と涙を流しながら飲んだそうです。

しかも、子どもたちは、1本のジュースを分け合って・・・。

それから数十年経って、日本は豊かになりました。

その同じ神父さんは、教会の子どもたちに何かのご褒美でオレンジジュースをおごってあげました。

もちろん一人に1本ずつのジュースをです。

すると、子どもたちの何人かが文句を言いました。

「なあんだ、オレンジか。神父さ~ん、グレープジュース、ないの?」

「あたし、コーラがいいなあー」

というお話です。

つまり、物質的に豊かでも、いま与えられているものに感謝できない人は、幸せな気持ちにはなれない。

逆に、

いま与えられているものに感謝できる人は、物質的に貧しくても、幸せな気持ちになれるのです。

わたしたちも、日々、何かを与えられています。

ときには、思いがけずご褒美をもらうことがあるでしょう。

神様から・・・

私にとって、SKさんのお手紙は、神様からいただいたご褒美(オレンジジュース?)でした。

できれば、誰かと分け合いたいと思いました。

読んでくださってありがとうございます。

まわりの人、そして当たり前のことに感謝しよう。

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