口ぐせを変えると、魅力的になります。
考え方も行動も見た目も・・・。
普段何気なく口にしている言葉を変えると、自分や人生が変わっていきます。
孤食より気の合う人との食事は健康にいい
食事をするとき、一人より、二人、三人でわいわい言いながら食べた方が、健康にいいのです。
山梨県は、厚生労働省が2016年に発表した健康寿命が、男性は全国1位、女性は3位と非常に高い県です。(前回の2013年は、男女とも全国1位)
その要因は複数あるようですが、次の3つは確かだそうです。
1.日照時間が長い。(全国1位)
日光を浴びることで、骨や筋肉を丈夫にする。
2.家族との食事の時間が長い。(全国1位)
家族とゆっくりとくつろいで食べることで、消化にもよく、認知症防止になる。
3.「無尽」という習慣がある。
無尽とは月1回程度、特定の気の置けないメンバーで集まって食事や飲み会をすること。鎌倉時代に始まった庶民同士の融資制度が基になった伝統的な習慣です。
2と3には、共通点があります。食事、そしてコミュニケーションです。
この2つは、健康、長生きに大いに関係するのです。
一人で食事をするより、好きな人といっしょにするほうが良いのです。
家族、友だち、恋人といっしょにすると、一人のときよりずっとおいしい。
そして、会話をしながら食事をすると、消化にもいいし、健康にもいいのです。
食べ物は「おいしいね」で、いっそうおいしくなる
家族や友人たちと食事をするとき、相手も気持ちよく食べられるように気を配るのがマナーです。
自分が嫌いだかといって、食卓の上に並んでいるものを口にして、いきなり「マズイ」と言うのはどうでしょう。
自分の口に合わないとその都度、「アマ」「カラ」「スッパ」なんて顔をしかめるのはどうでしょう。まわりの人は、嫌な気持ちになるのです。
逆にいっしょに食事をしている人が「おいしいね」と言ってうれしそうに食べているのを見ると、気持ちよく会食ができます。
そして、もっとおいしくなります。「おいしいね」は最高の調味料です。
作った人も、「おいしい」と言われるとうれしくなります。
「おいしい」で、家族も友人との集まりにも笑顔が生まれます。