困難やピンチは誰にでも訪れます。
もうダメかもしれないと心が折れそうなときがあるかもしれません。
その前に、次の言葉を読んでみてください。
私も元気になった言葉です。
あなたがいっそう飛躍するために、この言葉を贈ります。
壁があるからこそ人は成長する
束縛があるからこそ
私は飛べるのだ
悲しみがあるからこそ
高く舞い上がれるのだ
逆境があるからこそ
私は走れるのだ
涙があるからこそ
私は前に進めるのだ
マハトマ・ガンジー
私も同じように感じるときがあります。
学校で生徒を教えているとき、自分の仕事でもそうでした。
スポーツの世界でもビジネスの世界でもそうです。
壁があるからこそ、人は成長します。
その壁をなんとか乗り越えてやろうと、一生懸命考える過程で成長していきます。
そうして考えたことを試して 失敗することがあります。
けれど何が良くなかったのかまた必死で考え、 再チャレンジする過程で成長します。
繰り返しているうちに人知れず、その人はぐんぐん成長しているのです。
そして、あるとき突然のように壁を超えられます。
成功は偶然のようですが、そうではありません。
成功するにふさわしい努力をその人が続けてきたからです。
新しい世界と展望が見えたとき、喜びと達成感が湧き上がってきます。
その喜びを味わう前には、壁が現れます。
きっとその壁はあなたに乗り越えられる壁です。
★人は壁を乗り越えようとすることで成長する。
困難の先にはいいことがある
困難は成長に欠かせない栄養分のようなものである。
シェイクスピア
訳あって、先日、小学生に学習塾で国語や算数を教えました。
教えてちょっとビックリしました。
小学5年の国語のドリルの長文読解問題など、難しいのです。
世界の天候についての学者の文章なので、内容は、中学校社会科で習うレベルです。
しかし、子どもたちは、(一人の女の子は、ときどきため息をつきながらも)前向きに取り組んでいたのです。えらいなあーと思いました。
考えてみれば、子どもたちは、学校や塾でいつも難しい問題にチャレンジしています。習うことは、いつも新しいこと。
だから、いつもちょっと難しい。
難しくてもチャレンジして、なんとか解決していく。
ときどき間違えても、その間違いを通して、いっそう賢くなる。
知性が磨かれていく。
そうやって彼らは日々、成長しているのですね。
これは、私たち、大人も同じだと思います。
大人の場合も、難しい問題にどうしても直面します。
解決しようと、いろいろ考える。やれることをやってみる。
そうすることで、成長していくのです。
それは、結構、楽しいことでもあり、うれしいこともあると思います。
★難しいことがあるから成長できる
ピンチはチャンス
希望の光は、困難の中にある小さな幸せからともる。
ゲーテ
私は少しは難しいことがあれば、「ラッキー!」と思うことにしています。
困難の中には、これからいいことが起こるタネがあります。
困難はいいことが起こるチャンスなんです。
先日、知人(ある会社の創業者で社長)から面白いことを聞きました。
知人は、幼い孫と山登りに行くことがあるのですが、
孫はよく山道で転んでしまいます。
その度に、泣いたり、ぐずったりするのを見て
知人はこう言ったそうです。
「あのな、良いこと教えたやろ。
山道で転んだときには、必ず言う言葉があるんやで。
よう覚えときや。
『ピンチはチャンスや!』
おじいちゃんも言うとるんや。 ○○ちゃんも、言うてみ』」
素直に孫は、繰り返しました。
「ピンチはチャンスや!」
「よう言えたな。これから転ぶ度に言うんやで」
「うん」
それから孫は、転ぶ度に言いました。
「ピンチはチャンスや!」
「ピンチはチャンスや!」
孫は、転んでも泣かなくなったそうです。
「ピンチはチャンスや!」
と念じていると、気持ちが強くなります。
★困難の後に、良いことが待っている。